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日本じゃ買えないマツダのピックアップ

 

 

今、クルマ好きの猛烈な支持のもと独自の進化を続けるのはマツダです。

 

電動化が進む昨今において、敢えてエンジンに拘り、その可能性を追求する姿勢と、『鼓動』に代表されるスタイリッシュなデザインは、どのメーカーのクルマとも似ていない独自の立ち位置を築き上げました。

 

 

以前、日本未発売である『CX-4』の記事を書いたと思いますが、今回はオーストラリア、東南アジアなどでマツダが展開しているピックアップトラック『 BT-50 』を特集してみたいと思います。

 

 

 

 

2010年に発表された『BT-50』はフォード・レンジャーをベースに作られたOEM車でした。実は、不覚にも私も気付かないうちにモデルチェンジしていたらしく、今回は『いすゞ・D-MX』をベースとした設計となりました。

 

 

 

 

いすゞは日本では乗用車市場から撤退してしまいましたが、海外では元気そのもの。地域によっては、トヨタ・ハイラックスや日産ナバァーラと言った強豪と五分の戦いを演じています。

 

特に今回の『メルボルン 4×4ショー』に出品された同車をベースに製作されたコンセプトカー『コンセプト D-MAX』と『MU-X SUV』は鳥肌物のカッコ良さでした。

 

 


 

 

今回、この人気車をマツダ色に染める試みは成功したと言えます。

 

最近のマツダ車の流れである大型グリルから伸びるグラマラスなボディは、タフな走行性能と最新のテクノロジーを搭載して生まれ変わったのです。

 

 

 

 

そのエレガントとも言えるデザインは、専用のグリルガード装着により一転タフなイメージに。

 

3.2リッターのディーゼル・エンジンはトルクフルで、どんな悪路でも制覇する力強さを備えています。

 

 

 

 

純正品の様々なアクセサリーも設定されていますので、ノーマルというよりは自分なりにカスタマイズして乗るのも、このタイプのクルマの楽しみだと言えます。

個人的には、オーバーフェンダーとリフトアップはマストですね!!

 

 

 

 

 

日本では、あまり馴染みの無いピックアップトラックですが、一度乗ると、その使い勝手の良さに驚かされます。また、他のジャンルのクルマよりも自分の遊びのスタイルで好きなように改造できる許容度も大きく、個性的なクルマに乗りたいという方にはピッタリだと思います。

 

最近ではこう言った海外のみで発売される日本車を独自に輸入する業者さんも多く存在しますので、選択肢の1つに加えてみるのも面白いと思います。