先日の記事で日産が次期GT-R( R-36 ) の開発を断念した模様、だという記事を書きましたが、今後プレミア価格が付く事がほぼ確定しているR35について、所有した場合の維持費のお話をしたいと思います。
日本が誇るスーパーカーである『GT-R』、維持するには多少のコストは覚悟しないといけません。
しかし、ネットで調べてみる限り、普通のクルマと変わりません、という意見や年間数百万という意見など、結構幅があるのが事実です。
では、実際のところいくら位掛かるんでしょうか?
車検、税金など1年辺りのコストに換算して見て行きたいと思います。
まずは、自動車税や保険といった基本的な費用です。
自動車税 66.500円
任意保険 140.000円 ※
※ 車両保険付き、等級20等級で換算
自動車重量税 16.400円 (1年当たり)
自賠責保険 13.920円
この辺りで既に24万円近くの金額に到達です。
個人的には既に辛いです・・・・。
しかし、まだまだ続きます。
メンテナンスに関しては、法定点検やオイル交換を行う為にメーカーが推奨する『メンテ・プロパック』があります。
こちらのお値段は年間220.000円。
あと、車検に関しては作業内容によってかなり値段が変動しますので、ここでは一旦どこも悪くない状態と仮定しまして、
お値段210.000円。
ただ、タイヤはサーキット走行などの激しい用途がなければ、頑張れば3年間は使用出来ますが、初回車検の際は交換するのが一般的です。ちなみにお値段純正品4本で400.000円。
以上を1年間で換算すると、
車検代 70.000円
タイヤ代 133.000円
既に50万円に迫る勢いですが、当然ですがガソリン代・駐車場代は無視出来ません。
年間1万キロ走行でガソリン価格135円/Lのハイオクガソリン、駐車場代月3万円で計算すると、
ガソリン代 177.632円
駐車場代 360.000円
全てを合計すると『GT-R』の維持費は年間約950.000円という結果になります。
ただ、車検の際は何かしらの交換部品が出てきますので、やはり年間100万円は見といた方が良いと思います。
一見、高そうに見えますがイタリアの某スーパーカーなどは倍近く掛かりますし部品の供給も、物によっては1年近く待たされたりと、スーパーカーという見地から見ると法外な値段とは言えません。
実際、故障率もかなり低いですしね。
ただ、一般のサラリーマンや私のような弱小自営業者だと、かなり覚悟を持って買う必要があります。
初期型でしたら、中古車市場で400万円台から買えますので、無理をすれば何とか・・・、と考える方も多いと思いますが、維持費も含めて考える必要があります。
特にタイヤの摩耗具合は非常に重要ですので、ご購入の際は必ずチェックするようにしてください。
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