アウディの最上級SUV『Q8』がお披露目されました。
今回は全グレードにマイルドハイブリッドを採用。
全長×全幅×全高=4990㎜×2000㎜×1710㎜という堂々たるボディは、クーペスタイルを採用し、スポーティな印象を見る者に与えます。ホイルベースは3000㎜と広大で、ライバルを凌ぐ居住性を手に入れました。
既に年内での欧州発売が決定しており、活況のSUV市場において注目の1台となる事でしょう。
今回のモデルで目を引くのは8角形のフロント・グリル。80年代の名車アウディ・クワトロをモチーフにしてデザインされ、今後の『Qシリーズ』の顔となる予定です。
アウディと言えばクワトロ・システム。通常走行時は40:60でパワー配分されますが、状況によりパワーの大部分を前輪及び後輪に分配する事ができます。
最低地上高は254㎜で、荒れた道でも走破出来る性能を持ち合わせています。
リアのスタイリングは他の『Qシリーズ』と比較してもシンプルした印象。
クーペスタイルの為、全体的にシャープなプレスラインを採用しています。
今回の目玉は内装デザイン。
2つの大型ディスプレーを配置し、ほぼ全てをそれら2つを介す事で操作できます。
10.1インチの上部ディスプレーは、車両インフォメーション及びナビゲーション機能を担当し、下部8.6インチディスプレーはヒーター/ エアコン、コンビニエンス機能、テキスト入力などに用いられます。
音声認識機能を搭載しており、ボイスでの操作は勿論、『お腹が空いた』という言葉を理解して、近くのレストランを案内するなど、通常の会話に近いコミュニケーションが取れるとの事。
また、全世界に先駆けてレベル3の自動運転機能を『A8』に搭載したアウディ社ならでは機能はもちろん、今回は新たに『リモート・ガレージ・パイロット』を搭載。
このシステムはユーザー監視の下、クルマから離れた状態での車庫入れ、車庫出しを自動で行う機能です。
これを利用者はスマホの専用アプリを介してリモコン操作を行います。
これらは、最大5基のセンサー、6台のカメラ、12基のミリ波センサー、1基のレザースキャナーから情報を取得して行われます。
発売は2018年の第3四半期を予定。価格等はまだ発表されていない模様です。
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