スピード違反などで捕まった際に、
『私、こんなにスピード出してたっけ?』
と感じた事は無いでしょうか?
実は、クルマのスピードメーターは、皆さんが思っているほど正確ではないのです。
ユーザー車検を通した事のある方はご存知だと思いますが、車検制度にはメーターの誤差の検査項目が存在します。
手順はこうです。
① 検査車両をローラーの上に載せる。
② クルマのメーターが40㎞になるまでアクセルを踏み込み、それを維持する。
③ テスターの計測速度が時速31~42.5㎞の範囲内の収まれば合格。
そうなんです。10㎞以内の違いは誤差として、検査には影響しないようなシステムになっているのです。
では、どうしてこんなに誤差が生じるのでしょうか?
原因の多くは『タイヤ』にあります。
社外アルミ装着による外径の変更、空気圧、摩耗具合と言ったところです。
基本的にスピードメーターはクルマに装着された『車速センサー』の信号を受信し表示されますが、あくまで経験上ですが、実際のスピードより低い数値をメーターが指す事は少ないと感じています。
ですので、メーターで40㎞を指していても、実際のスピードは30㎞半ばか後半という事が多いですね。
実際問題、警察の取り締まりに於いても10㎞という余裕を持たしています。
仮に制限速度50㎞であっても、取り締まりを受けるのは60㎞を越した時からという事です。
ただ、あまり急激にタイヤの外径を変更すると、スピードメーター自体が意味を成さなくなりますので、どの範囲までが許容範囲か?プロの方と相談して、相関関係を把握する必要があります。
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