米ノースカロライナ州ダーラムにある何の変哲も無い、この橋がネット上で話題になっています。
通称『11 foot8 bridge』。
そう、この名が表すのは、この橋の『高さ制限』。
実は、この制限に気付かず、激突するトラックが多発。世界一、激突事故が多い橋として名を馳せているのです。
約100年前に建てられたこの橋は11.8フィート(3.5m)しかありません。
実はこの橋は『鉄道橋』で、管理は鉄道会社が行っているが、月に1台の割合で事故を起こす車両に対抗する為、橋を鉄鋼で補強しているのです。
日本でしたら、恐らく橋の高さを上げるなり、地面を掘るなどの対策が行われていると思いますが、コスト面で割が合わないという理由から実現の可能性は極めて低いと言います。
この余りにも頻発する事故を受けて設立されたのは対策本部では無く、事故の模様を動画に撮って特集する『専門サイト 11foot8.com』でした。。。
このサイトを立ち上げたのは、問題の橋の前に店を構えるオーナー。
店舗2カ所に専用カメラを設置して、事故の様子を撮影しています。
これが、ネット上で話題になると事態はさらにエスカレート。
ドサクサに紛れて専用ロゴ入りTシャツや、事故を起こしたトラックの金属片まで特設サイトにて販売する事に。。。。
ちなみに、この『鉄屑』のお値段45ドル、既に売約済となってます。。。。
しかし、『クラッシュ・アート』って。。。。
ネット上で『缶切り橋』と命名されたこの橋ですが、映像を見る限りピッタリの名前だと言わざる負えません。
もし、自分がドライバーだったら、と思うとパニックになると思うんですけど、意外と皆さん、すぐに車両を後退させてますよね。
しかしさすが、カックン、カックンってエンストしそうに画面からフェードアウトして行く姿には同情を隠し切れません。
ちなみにアメリカでは高さ制限の警告標識を無視して激突した場合は自動車保険での補償が受けれないらしくて、みなさん自腹で修理する事になるそうです。。。
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