クルマを買うと様々なステッカーが貼られていますね。
車検に、車庫証明、それに、低排ガス・燃費達成基準ステッカー、何か年々増えて行く感じがしますが、正直それらを邪魔だと思ってる方も多いと思います。
個人的にも、あまりクルマにステッカーを一杯貼るのは好きではないので、私は極力剥がす派です。
でも、これって剥がしても大丈夫なのでしょうか?
結論から言うと、剥がしてはいけないのは車検ステッカーのみです。
これに関しては法律で規定されており、違反すると、50万円以下の罰金が科せられる事になります。
ただ、経験的にこれ単独で立件される事は稀で、スピード違反などの別件で捕まった際に貼っていないと突かれる程度ですね。多くの場合は口頭注意というのが一般的だと思います。
車検ステッカーと同時に貼られることが多いのが法定点検のステッカーですが、これに関しては法定点検自体を受けなくても罰則規定がありませんので、当然ですが、貼る必要はありません。
ただ、逆に期間を過ぎて貼っていると違反になりますので、厳密に言うと剥がす必要があります。
次に、クルマのリヤガラスに写りますが、『保管場所標章』があります。
クルマを買う際に必要なのが保管場所(駐車場)の有無ですが、それを証明するのが、このステッカーです。
必要書類を提出すると、車庫証明書類と共に最寄りの警察署より配布されます。
このステッカーに関しては、法律で貼る事を義務とされていますが、罰則規定が無い為、事実上貼る必要は無いと言えます。
当然ですが、車庫証明が無いと自動車の登録自体が出来ませんので、ナンバーを付けている普通車は全て車庫証明を取っている為です。
その他、メーカー側が貼っているエコ基準を表すステッカーですが剥がしても何の問題もありません。
ステッカーを剥がす際は専用の『ステッカー剥がし』もありますが、どこにでもあるカッターの刃で簡単に剥がす事が出来ます。カッターから刃だけを抜き取り、削ぎ落す感じでやれば10秒もあれば綺麗に剥がれるでしょう。
ただ、ガラスが乾いた状態で擦ると傷が付く場合がありますので、ガラスを濡らしてから行う事を心掛けて下さい。
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