クルマの販売において、頭の痛い問題が『タバコ臭』です。
最近の禁煙ブームにより、タバコ臭いクルマは本当に売れないんです。そんなの仕入れの時に気付けよ!!って感じる方も多いと思いますが、実際喫煙者には、あの匂いって分からないんです。。。。
私自身も3年前に禁煙をして、今は吸ってないんですけど理解は出来ます。
何か周りから止めろって言われたり、タバコに税金掛けられまくったりすると、何か意固地になるんです・・・。
私の場合は病気して医者に言われたんで、止めれたんですけど。。。
(私にそう言った医者も喫煙者でしたが。。。)
ただ、クルマ屋の立場からすると『タバコ臭』はかなり頭の痛い問題です。仕入れの問題だけでなく、買取でもオークション検査員に査定表に『タバコ臭』とでも書かれたら、ほぼ応札には期待できません。
ちなみに、『ニッポン・レンタカー』さんも今後は商用車以外は全面禁煙として、違反者には2万円の罰金を科すという方針を発表しました。
最近は居酒屋やパチンコ屋など比較的喫煙に寛容だった業界にも禁煙の流れが迫っており、私達もそれに対応していく必要があるのです。
ネットを見ると、良く簡単にタバコ臭を消す掃除法みたいなのが載ってますが、実際はかなり大変です。車内の拭き上げからマットの清掃、それにクーラーの通気口まで掃除しても消えない事も多いですね。
商品車の場合、どうしても無理となった場合の最終手段は『光触媒』です。
光触媒(二酸化チタン)とは簡単に説明すると、紫外線と化学反応を起こし、匂いを除去する環境浄化材を指します。
簡易的なスプレーなどもありますが、私たちは純正の『フロアマット』に光触媒の加工をしてしまいます。もちろん専門の業者さんに依頼するのですが、この方法だと劇的に匂いは消えます。
実際、光触媒の加工をしたマットの販売されてますので興味のある方はご覧下さい。
(クドイようですが、これは最後の手段です。)
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あと、絶対にやってはいけないのは芳香剤で消す、という方法です。
これは、タバコ臭と匂いが混ざって余計に状況が悪化してしまいます。取り敢えずは、『ファブリーズ』などの消臭剤で試してみて、駄目なら『光触媒』っていう感じです。
やはり、出来ればあまりお金は掛けたくないですからね。
ただ、効果は絶大ですので試す価値はありますよ。
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