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MT車を滑らかに運転するテクニック。

 

 

MT車にお乗りの方にはお分かり頂けると思いますが、同乗者が居る時はかなり運転に気を使います。

 

個人的には、シフトアップの時に、助手席の人の頭が動くのが気になるんです。MT車の場合、どうしてもシフトショックが顕著に出てしまいますんで、そのショックで頭が前後に動くんですね。

 

実は以前に一度、助手席の子が車酔いを起こしてしまった事がありまして、それ以来、すごく注意を払うようになりました。

 

 

 

 

これって、運転してる方は全く気にならないんで軽視しがちなんですけど、MT車に乗り慣れてない人や、車酔いし易い人が助手席に乗る時はかなり負担になるんです。

 

 

そんな訳で自分なりに色々研究してみたんですけど、やはりポイントは

 

① シフトアップのタイミング。

② クラッチ操作。

③ アクセルの抜き方。

 

以上の3点が重要だという結論に至りました。

 

① まず、シフトアップのタイミングなんですけど、同乗者が居る時はかなり早めのシフトアップを心掛けます。

特に、1速から2速のチェンジはかなり早いです。正直、ちょっとトルクが足りないかな?くらいのタイミングで、4速まで上げていきます。

 

 

② クラッチ操作に関してですが、当然ですがゆっくり放す事です。1人だと結構邪魔くさいんで、唐突に放す事が多いんですけど、そうするとやはりガクッとショックが出ます。体が軽くつんのめります。この感覚は最近のAT車に乗りなれた人には馴染めないと思います。

 

③ 最後にアクセルの抜き方なんですが、実はコレが一番重要だと思ってます。

 

基本的にはジワジワ放す感じなんですが、感覚的に言うと、アクセルを戻しきる前にクラッチを切ってしまうのです。そうすると、かなりショックが軽減されて助手席の人の頭が揺れる事が無くなります。

 

正直、慣れるまではかなり違和感のある操作ですが、MT車の場合はエンジン・ブレーキが利きやすい構造ですので、早めにクラッチを切る事でエンブレを抑制する事が重要です。

 

 

この3点を気に掛ければMT車特有の違和感が無くなり、滑らかな運転が出来るようになります。

 

最近はCVTの普及やATの多段化によりシフトショック自体を感じる事が無くなってきました。MT車のドライバーは無頓着になりがちですが、あのガクガク感は慣れてない方には結構苦痛を伴います。

特に隣に女の子を乗せる場合など、それにより楽しいドライブが車酔いとの戦いになってしまう事もあるんです。

(ちなみに私は吐かれました。。。かなり大人しい運転をしてたんですが、慣れないと苦痛みたいです。。。。)

 

愉しい時間を共有するのは、ちょっとした気遣いも必要なんだと思います。