フランスのパリで開催中の『第33回国際自動車フェスティバル』において、マツダの『ビジョン クーペ』が今年最も美しいコンセプトカーに選ばれました。
同賞は著名な建築家やファッションデザイナーなどの選考委員により、その美しさ、デザインにおける創造性や新しいトレンドを体現しているコンセプトカーに与えられるものです。
ちなみに、マツダは2016年に『RX-VISION』で同賞を受賞しており、今回の受賞と合わせてマツダの次世代コンセプトを牽引する2つのモデルが認められたことになります。
ロングノーズになだらかに下るルーフラインからクーペである事はわかるが、『VISION COUPE』最大の特徴は4ドアである事。クーペボディと居住性という一見、相反する要素を巧みに組み合わせたデザインは本当に美しいと言えます。
個人的に好きなのが、このライトを当てた時に出来る『陰』と『陽』が際立って、独特の存在感を出す感じがたまりません。
デザインはとにかく『シンプル』。
ある意味、『禅』の精神性さえ感じるそのスタイルは、無駄な物を徹底的に廃した簡潔さがその特徴だと言えるでしょう。
さて、市販モデルは果たしてどうなるのか?
出来れば、そこにロータリーエンジンが積まれていると最高ですね。
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