世界一大きなクルマのお次はやはり小さなクルマです。
ギネス世界記録に登録されている一番小さなクルマは1960年代にイギリスで生産された『Peel P50』になります。
それが冒頭の写真なんですが、かなりカワイイですね、コレ。
車体は前2輪の後ろ1輪の3輪車になります。ボディーはグラスファイバー製でドアは左側に1枚のみ。ウィンカーは前方のみに配置され、交差点を曲がる際は後ろのクルマに手信号で意思表示を示す必要があります。
エンジンは49ccの4.2馬力。最高速は61㎞/hと実用的なスペックとなっています。
P50はシティカーとして設計され、コンセプトは『大人一人にショッピングバック1つ』
その為、居住空間は必要最低限?であり、徹底的に無駄を省いた設計になっています。
ちなみに無駄かどうかは分かりませんが、このクルマにはバックギアが存在しません。バックしたい時は、クルマを降りて押すのです。という事で車重は50㎏少々しかなく、当然ですが事故には可哀そうなくらい弱いのです。
ただ、このクルマ最近復刻版が製造されるようになりました。もちろん日本では法的に乗る事は出来ませんが、イギリスと一部の国では実際に公道を走る事が出来ます。
1台1台手作りで作られる同車はEVとガソリンの2タイプが製造され、バックギアも標準で装備されているとの事。
こちらの方はちょっと乗ってみたい気がしますね。
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