トヨタのアルファード/ベルファイアが『トヨタ モデリスタ インターナショナル』による架装が施されVIPカーへと生まれ変わったのが『ロイヤルラウンジ』です。
通常7~8人乗りの同車はリヤキャビンを2席のみにする事で、従来のVIPセダンを凌駕する空間を手に入れました。
まさに豪華という言葉がピッタリの一台と言えます。
まるで飛行機のファーストクラスのような専用VIPシートや、エア圧によって作動するリラクゼーション・システム、シートリクライニングやテレビなどの快適装備を直感的に操作できる集中コントロールタッチパネルを備えています。
リヤキャビンには、24インチ液晶ディスプレーとJBLプレミアムシステムのリヤエンターシステムに加え、好評を博したフルパーテンションを全車に標準装備し、プライバシーの確保に努めています。
基本的にドライバーズカーではありませんので、運転席/助手席のリクライニングはパーテーションの存在の為、大きな制約を受けますので、社用車として乗る事が前提と言えるでしょう。
まさに内装に関しては言う事無しというクルマですが、外装は標準のアルファード/ベルファイアと共通となっている為、若干残念な印象を受けます。
年々、派手になりつつある同車のデザインは好き嫌いが分かれるところですが、後席の快適性という点においては国産車では右に出るものはいない存在と言えるのではないでしょうか。
果たして1578万円という価格が適正かどうかは分かりませんが、話題性は抜群ですね。ただ、リセールバリューは正直高いとは言えませんので、その辺りの覚悟は必要かと・・・。
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