日本政府が行う『経済社会開発計画』の一環として三菱自動車はフィリピンに対し40台の車を寄贈すると発表しました。
その車種が写真にある『パジェロ スポーツ』です。
日本では導入されていない為、殆ど知られてはいませんが、こちら三菱が誇るSUVパジェロの兄弟車となります。
非常にスポーティな印象の『パジェロ スポーツ』ですが、ミドルグレードでも日本円で350万円と通常のパジェロの下位に位置する車種として設定されています。
このように書くとパジェロの廉価版のような感じがしますが、実はかなり本格志向の走行性能を有しているのです。
『パジェロ スポーツ』はアウトランダーがモノコック構造なのに対し、本格的なオフロード使用が出来る『フレーム構造』を採用しています。
エンジンは2.4リッターのディーゼルターボ、3リッターのガソリンエンジンの2種類を設定、アイシン製の8速ATを搭載します。
肝心の足回りは、ハイ/ローを備えた最新のスーパーセレクト4WD-Ⅱを備え、どんな道でもガシガシ入っていけるタフ仕様。
しかも、操縦フィーリングはアウトランダー並みに洗練されているとの事。
今のところ日本での発売の予定は無いようですが、何で売らないの??
正直、私は三菱と言うメーカーは好きではありませんが、それでもこのクルマは魅力的に映ります。おまけにパジェロより安くて、本格的なオフロード走行まで楽しめる、十分に世界戦略車としての要件を満たしていると思います。
ホント何度も言いますけど、何で日本で売らないの?
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