高級SUVメーカー、ランドローバーから『レンジローバー ヴェラールR-ダイナミック』が発売されました。
『レンジローバー・スポーツ』と『イヴォーグ』の間を埋めるモデルとして登場したこのクルマは、スタイリッシュなデザインにより早くも注目を集めています。
『SUV界のロールスロイス』と言われるランドローバーですが、『イヴォーグ』のヒット以来快進撃を続けています。
ランドローバーのスタイルは『シンプル』の一語に尽きます。
最近のやや過剰とも言える『押し出しの強さ』を強調する他メーカーと異なり、ある種の威厳や品格を感じるのは、やはりこのメーカーの歴史の裏打ちがあってこそです。
レンジローバー4番目となるこのクルマは、価格も1129万円とプレミアムな価格設定ではありますが、十分な高級感と非常に扱いやすいサイズ感を保っています。
V6 3リッターのエンジンは、最近のクルマでは珍しくスーパーチャージャー付き。
380馬力を発生するエンジンは0-100/hを5.7秒という数値で達成します。
車高の低さも相まってかなりスポーティな味付けがされており、足回りもやや硬めのセッティングとなっています。
コクピットもかなりスポーティなデザインですね。最近のクルマらしく大きなディスプレーが3面配置され、未来的な印象とクラシカルなデザインが融合しているような感想を持ちました。
若干残念な点は最近のクルマにしては安全装備がやや劣っている印象があります。1000万円を超える価格設定ですので、もう少し頑張って欲しいという思いは拭えません。
コメントをお書きください