EV 電気自動車の未来

今、欧州を中心に電気自動車の普及が進んでいます。

世界のEV市場で先頭を走るアメリカのテスラ社は今年日本のパナソニックと共同でネバダ州に建設した『ギガ・ファクトリー』でリチウム・イオン電池の製造を始めました。

 

この工場がスゴイんです。来年の製造量は35GWhを見込んでいます。これは何と今、世界中で製造されている電池の合計に相当します。

 

日本でも日産、三菱が『リーフ』『アイ』をそれぞれ販売していますが、正直問題は山積みです。

巡航距離も問題ですが、1番の問題はやはり充電時間。現在、電池の8割を充電するのに20分という時間を要します。はっきり言ってこれを待てる人間は殆ど居ないでしょう。

今のところセカンドカーとしては使えますが、これ1台でという状況にはなっていません。

 

現実路線として発電用の小型モーターを搭載する事で解決を図るという方向性のメーカーが多いですが、これはあくまで過渡的な処置に過ぎません。

新たなイノベーションが必要な中、どのメーカーが抜きに出るか?出来ることなら、それが日本メーカーであって欲しいものです。