ミニの新型クロスオーバーがついに日本上陸を果たした。このモデルとなって車格があがり、クラブマンとともにDセグメントに属すモデルへと成長を果たしたクロスオーバー。試乗車はもっともベーシックなクーパーDで、搭載される2.0Lのディーゼルエンジンは、150ps/330Nmを発生する。トランスミッションは8速ATで駆動方式はFFとなる。価格は386万円から。イギリスではガソリン・エンジンを搭載するクーパーSのALL4を試した河口まなぶは、このディーゼル+FFモデルをどのように評価するか? また併せて、ミニのブランド論と成長論にも言及している。
モータージャーナリスト五味康隆さんが新型ミニクロスオーバーに試乗!
プラグインハイブリッド モデルがついにMINI、それもクロスオーバーにラインアップされた。どのような走りを見せてくれるのか?MINIクロスオーバー(ディーゼル)のオーナーでもある自動車評論家の竹岡 圭さんにさっそくチェックしてもらうことにした。
車種 MINI Cooper D Crossover(8AT) 試乗車主要諸元 全長 4315㎜ 全幅 1820㎜ 全高 1595㎜ 車両重量 1540㎏ エンジン L4・DOHCディーゼルターボ 総排気量 1995cc 最高出力 110KW(150ps)/4000rpm 最大トルク 330Nm/1750-2750rpm 使用燃料 軽油 車両本体価格 386万円 出演者 ビー・エム・ダブリュー株式会社 岡田信之さん ☆岡崎五朗の評価 ◯…家族で使える広くて質感の高いMINI 一目でMINIと分かる上に、家族でも使えて、すごく上質感に包まれたドライブも出来る良いとこどりのクルマだと思う。 ×…大きいのを作ったら小さいのも作ってほしい。 2011年に「ロケットマン」というすごく小さいコンセプトカーを出したがこれは未だ商品化されていない。その辺りが出てくるとMINIブランドも上がっていくと思う。 ☆藤島知子の評価 ◯…カスタマイズパーツが豊富 クロスオーバーSUVは最近人気のカテゴリーだが、MINIクロスオーバーほど豊富なパーツからカスタマイズが楽しめるモデルは他にはない。 ×…車両価格が高め Cooper Dで386万円から。LEDのヘッドライトやACC(予防安全機能)が付いているのは素晴らしいが従来の同じグレードより40万円程度高い。より優しい価格のモデルの登場に期待している。