8年ぶりにフルモデルチェンジを果たしたボルボの新型XC60に試乗。ボルボの新世代プラットフォームを用いて作られたこのモデルは、新世代デザインをまとってより独自性を強めると同時に、さらに走りや安全性能も1ランク向上させてきた。そして先日の日本カー・オブ・ザ・イヤーの大賞に輝くなど、大きな話題を呼んでいるモデルでもある。そんなXC60を自動車ジャーナリスト・河口まなぶが試した。果たしてその実力は?
車種 ボルボ XC60 T5 AWD Inscription(8AT) 試乗車主要諸元 全長 4690㎜ 全幅 1900㎜ 全高 1660㎜ 車両重量 1830kg エンジン L4・DOHCターボ 総排気量 1968cc 最高出力 187kW(254PS)/5500rpm 最大トルク 350Nm(35.7kgm)/1500-4800rpm 最小回転半径 5.7m 燃料消費率 12.6㎞/L(JC08モード) 車両本体価格 679.0万円(消費税込み価格) 出演者 ボルボ・カー・ジャパン株式会社 代表取締役社長 木村隆之さん ☆岡崎五朗の評価 ◯…ますます高まったスカンジナビアンテイスト 90シリーズはスカンジナビアンテイストを強く表現した素敵なクルマ。次に登場したXC60はデザイン的にも走りのテイスト的にも、その流れをより強めてきた。このクルマでしか味わえない独自性はXC60の強みだ。 ×…FFモデルも欲しい このクルマは全車四輪駆動だが、そこまでの機能を必要としない人のためにFFモデルがあると、軽くて安いグレードが実現できるのではないか。SUVが多くなったからこそそんな選択肢があっても良いのでは。 ☆藤島知子の評価 ◯…優しいタッチの乗り味と、世界初の予防安全機能など充実 優しい乗り心地と居心地良いインテリアが相まって、家族で快適に移動できる。世界初の予防安全機能を積極的に採用しながら、スタート価格が据え置きというのも良心的。 ×…ボディサイズの拡大 特に気になるのが全長が45㎜長くなっているところ。先代モデルからの代替を検討しているユーザーにとっては、駐車場事情が気になってしまうかも。
グローバルなマーケットでボルボ車としてナンバー1の売れ行きを誇るXC60。2代目となり、プレミアム・ミッドサイズSUVとしての存在感をこれまで以上に増している。 車格を超えるゴージャスな内外装、そして切れのいい走りと、兄貴分といえるXC90のお株を奪う頑張りようだ。 算盤をはじくのもなんだが、対費用効果がかなり高い1台といえそうだ。 タレント&モータージャーナリストの竹岡 圭さんが、欲しくなってしまったのもムベなるかだ。
ボルボ XC60 T5 Rデザイン 2015年式 https://loperaio.co.jp/detail/9879 オキニスブラックメタリック、ブラックレザー、右ハンドル、8速AT、正規ディーラー車 <この車のココがオススメ> 北欧・スウェーデンのボルボが贈るミドルサイズSUV、XC60が入庫致しました!従来までオプション設定だったセーフティパッケージにバックモニターを加えた安全装備・運転支援機能「インテリセーフ・テン」が標準装備され、より安全性に磨きのかかった1台です!ボルボが目指す”ビジョン2020”では「2020年までにボルボ車での死者・重傷者ゼロを実現する」と明言されており、安全性能に対する強い思いが窺えます!外装はRデザインの専用装備で、よりスタイリッシュでスポーティに仕上がっており、都会的で洗練されたデザインになっています!先進の安全装備を搭載したボルボXC60で安全・快適なドライブをお楽しみください!!
<主要諸元> 2.0リッターDOHC直列4気筒、245ps/35.7kgm、全長4645×全幅1890×全高1715mm <税込新車価格>
¥6,550,000-