「路面からの突き上げをこれほどまでに上手に吸収するクルマに乗ったことがない」 とある著名なモータージャーナリストが、モロッコでのプジョー307の試乗後にもらした言葉だ。「プジョーの猫足」の何たるかをよく知っているジャーナリストの言葉だけに、重みがある。 それから十数年の歳月が流れて登場した308は、PSAグループが新開発した新世代モジュラー型プラットフォームを採用し、307に比べより重心の低いものなっていた。その効果はてきめん! プジョーのしなやかな足回りがより際立っていた。この味を一度覚えてしまうと、他のクルマの走りが粗忽なものと思えてしまう。プジョーの魔法にかかってしまったのだろうか。 新型308のラインアップは、5ドアハッチバックとSW(ワゴン)の2タイプ5モデル(ハッチバックはプレミアム、アリュール、シエロ。SWはプレミアム、シエロ)となる。パワートレーンは、ともに1.2リッターターボ&6速ATを採用。先進技術の導入もアピールポイントで、「i-cockpit(アイ・コックピット)」と呼ばれる新装備がドライバーズシートに導入された。ヘッドアップインストルメントパネルを始め、視認性と操作性を一体化したタッチスクリーンなどだ。これによりドライバーは、オーディオやエアコンなどの操作を安全かつスピーディに行うことができる。 走りも装備もグッとプレミアム度が増した新型プジョー308。実用性の高さは言わずもがなだが、クルマとの楽しみ方を教えてくれる代表的なクルマではないだろうか。2014年の「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」獲得もムベなるかな、なのだ。
輸入中古車販売専門店ロペライオの試乗インプレッション、第135回は初登場のロペシティ柏よりプジョーの現行モデル308SWです!試乗モデルはGT ブルーHDi、ディーゼルを感じさせないエンジン、VWと比べても遜色のない造りは週末に家族や友人とバカンスを楽しむのにピッタリ!!
マグネティックブルー/ブラックアルカンタラ×ブラックハーフレザーシート、レッドステッチ、パノラミックガラスルーフ、正規ディーラー車、6AT、【新車保証継承H31年8月迄】
<この車のココがおススメ>
ロペシティ柏に待望のプジョー「308SW GTブルーHDI」が入庫致しました!!低燃費、高加速、高環境性能を兼ね備え、プジョーの多大な経験と技術が注がれた最新の車です!!
トラクションコントロール、スタビリティコントロール、ブレーキアシスト、アンチロックブレーキシステム、EBD(電子制御制動力分配機能)などの電子制御システムで構成されるアクティブセーフティプログラムも標準装備され、アクティブクルーズコントロールやブラインドスポットモニター、ヒルスタートアシストといった快適装備も多数備わっている一台です!
新車保証もたっぷり残っておりますので安心してお乗り頂けます!お早めにご検討くださいませ!
<オプション装備>
・オプションカラー(マグネティックブルー) ¥59,400-
・パノラミックガラスルーフ ¥110,000-
・専用フロアマット ¥21,600-
<GT Blue HDI専用装備>
・18インチアロイホイール(DIAMNT)
・レッドステッチ・テップレザー/アルカンタラ・スポーツシート
・パークアシスト
・ブラインドスポットモニター
・GTバッジ(フロント、サイド、リア)
・専用グリル&リアアンダーガーニッシュ
・サイドスカート
・レッドステッチインテリア
(ドアトリム、シフトブーツ、アームレスト、フロアマット)
・レッドステッチ・革巻きスポーツステアリング
・アルミペダル
・9スピーカーHiFiオーディオ
・専用エクステリア
<主要諸元>
2.0L直列4気筒DOHCターボ、180PS/40.8Kgm、全長459×横幅181×高さ141cm
<税込新車価格>
¥3,788,000-
車種 プジョー 308 SW BlueHDi 試乗車主要諸元 全長 4585㎜ 全幅 1805㎜ 全高 1475㎜ ホイールベース 2730㎜ 車両重量 1420㎏ ※パノラミックガラスルーフ非装着車は-20㎏ エンジン L4・DOHCターボ 総排気量 1560cc 最高出力 88KW(120ps)/3500rpm 最大トルク 300Nm/1750rpm 最小回転半径 5.4m 使用燃料 軽油 消費燃費率 21.0㎞/L(JC08モード) 車両本体価格 323.8万円 出演者 プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社 英 信司 プジョー 308 SW BlueHDiの番組的評価は… 岡崎五朗の評価 ○・・・VWゴルフを超える完成度プラットフォームが軽く、静粛性が高く、乗り心地が良い。 なおかつ日本市場のゴルフにはない高性能ディーゼルエンジンモデル。 今回の308SWとハッチバックモデルも含めてついに世界中のベンチマーク・ゴルフを超えるクルマが出てきたなと感じた。 ×・・・階層の深い操作系 ナビゲーション/エアコン/オーディオなどを一つの画面で操作するので、一方を操作している間は一方の画面は消えてしまうという状況が起きる。 レイアウトなどはシンプルになるけど、操作はシンプルになっていない点が残念。 藤島知子の評価 g ○・・・走って楽しく、快適・経済的 低回転から力強く走れるディーゼルエンジン、 滑らかで静かな走行フィールと快適性の高さ。 更に燃料が軽油ということで お財布にも優しいパワートレインと言えると思う。 ×・・・バックドアを閉める時に少し重たい 少し重たく感じてしまう。 ただ、軽さを追求してこのクルマの素敵なデザインが 失われる可能性があるなら私はコレでもイイと思う。
車種 プジョー 308 GTi270 by PEUGEOT SPORT (6MT) 試乗車主要諸元 全長 4260㎜ 全幅 1805㎜ 全高 1455㎜ ホイールベース 2620㎜ 車両重量 1320㎏ エンジン L4・DOHCターボ 総排気量 1598cc 最高出力 200KW(270ps)/6000rpm 最大トルク 330Nm)/1900rpm 最小回転半径 5.2m 燃料消費率 15.9km/L(JC08モード) 使用燃料 無鉛プレミアム 車両本体価格 436.0万円 出演者 プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社 英 信司 プジョー 308 GTi by PEUGEOT SPORTの番組的評価は… 岡崎五朗の評価 ○・・・洗練と刺激の融合 洗練だけ、刺激だけを追求することはそれほど難しいコトでは無い。 しかしその両方を高いレベルで両立しようとすると本当に難しいクルマづくり になる。それを見事にやってのけていることが「◎」をつけたい。 ×・・・外観の差別性がもう少し欲しい ノーマルの308と比較するともう少しとがっていてもいいのかなと感じた。 しかし長く付き合っていくことを考えるとこれくらいでもいいのかなとも。 藤島知子の評価 ○・・・家族でもスマートに乗りこなせる洗練されたスポーツカー 走りを楽しむのはもちろん、実用性を考えても一家に一台で 十分使いこなせるクルマであることがとても良いポイント。 ×・・・カップコーヒーは一つしか置けない センターコンソールやドアポケットはデザイン優先で作られていて ドリンクはペットボトル限定になりそうかな。