4代目となる新型プリウスは、トヨタのクルマづくり構造改革「TNGA」を採用した第1弾。 最高で40.8km/リッターと、軽自動車を超えるほどの燃費を実現している。 (動画で使用するS”ツーリングセレクション”FF車は、燃費:37.2km/リッター) インテリアには曲線を多用し、立体感や動きのあるデザインだ。 ステアリングのチルト量やテレスコピック機能も新たに追加、シートのスライド量も拡大し、最適な運転ポジションがとれるようになった。 FF車のラゲッジルーム容量は、従来比56リッター増しの502リッターと、ひとクラス上のセダンよりも大きなスペースといえる。 (解説:モータージャーナリスト・萩原秀輝)
スタート時、モーターからエンジン主導へ切り替わるつながりが自然でいい。 TNGAの採用により、乗り心地が改善された。 特に、リアサスペンションがダブルウィッシュボーン式になったことで、ボディの振動が抑えられ、乗り心地がより上質になった。 ハンドルを切りはじめた時の抵抗感を感じることがなく、自然な手応えがある。 低重心化やドライビングポジションの変化から、クルマの傾き具合の影響も受けにくく、ボディの無駄な動きを抑えられている。 (解説:モータージャーナリスト・萩原秀輝)
トヨタの新型プリウスの公道試乗会が開催されて、早速その実力を試すことができた! 果たして走りはいかに?
車種 トヨタ プリウス (CVT) 試乗車主要諸元 全長 4540㎜ 全幅 1760㎜ 全高 1470㎜ ホイールベース 2700㎜ 車両重量 1370㎏ ※アクセサリーコンセント装着車は+10㎏ ■エンジン/L4・DOHC 総排気量 1797cc 最高出力 72KW(98ps)/5200rpm 最大トルク 142Nm(14.5kgf・m)/3600rpm ■モーター/交流同期電動式 最高出力 53KW(72ps) 最大トルク 163Nm(16.6kgf・m) 最小回転半径 5.4m 燃料消費率 37.2km/L(JC08モード) 使用燃料 無鉛レギュラー 車両本体価格 292.68万円