新開発ターボエンジンの採用や、ワイドトレッド化に伴うボディーの拡大、大幅な軽量化などによりパフォーマンスの向上が図られた新型「スイフトスポーツ」。スポーツ走行を支えるメカニズムのみならず、刷新されたエクステリアやインテリア、そして安全装備の充実も見逃せないポイントとなっている。これら3代目ならではの特徴について、モータージャーナリストの島下泰久が詳しく解説する。 (解説:モータージャーナリスト・島下泰久)
「ドライバーに操る楽しさと感動を与えるクルマ」をテーマに開発された、3代目「スズキ・スイフトスポーツ」。実際にワインディングロードで試乗したモータージャーナリストの島下泰久は、「新型の走りには大人の味わいがある」「質の高いスポーツ性が感じられる」と驚きを隠さない。そう評価するポイントはどこにあるのか、専門家の視点で詳しく解説する。 (解説:モータージャーナリスト・島下泰久) 【動画】スズキ・スイフトスポーツ 試乗インプレッション 試乗編
3代目にフルモデルチェンジしたスイフトスポーツがいよいよ登場した! 新型スイフトスポーツは、1.4リッターターボを搭載し、970kgに軽量化されて、走りが楽しいホットハッチに仕上がった。 MTを選択する人が多いスイフトスポーツだが、ATもかなりの出来栄えとのこと。 果たしてどちらが買いなのか? 関連記事: 軽量化が功を奏したスズキ新型スイフトスポーツを速攻試乗! 新スイスポは欧州ホットハッチにも負けてない!
新型スイフトスポーツの試乗会は、千葉県の「かずさアカデミアホール」をベースに行なわれた。僕自身は都合で試乗会2日目に参加したが、気になるので先に乗った人に様子を聞いてみた。彼らの答えは、驚くほどの絶賛ばかり。もともと同クラスのハッチバックのなかでスイフトスポーツは好評だったが、ここまで「素晴らしい出来ばえ」だと口を揃えることに驚いていた。
今や国産ホットハッチモデルの代名詞となったスイフト スポーツ。 3代目となり、さらにその存在感をアピール。 スイフト スポーツ初の1.4リッター直噴ターボエンジンの搭載 足回りの強化・剛性アップ 安全性の向上 ……etc. 魅力を数え上げるだけで、心が躍ってくる。 ミッションは6速MTと6速ATの2タイプが用意されている。
「スズキ スイフトスポーツでいこう!」 ☆放送日 2017/9/24 ☆出演 岡崎五朗(モータージャーナリスト) 藤島知子(モータージャーナリスト) スズキ株式会社 四輪商品・原価企画本部 四輪商品第二部 チーフエンジニア 小堀昌雄さん 四輪デザイン部 エクステリア課 新居武仁さん ☆試乗車種 岡崎:スズキ スイフトスポーツ 2WD(6MT) 藤島:スズキ スイフトスポーツ 2WD(6AT) ※撮影車は開発車両のため、最終仕様とは異なります ☆試乗車主要諸元 全長 3890㎜ 全幅 1735㎜ 全高 1500㎜ ホイールベース 2450㎜ 車両重量 970㎏(6MT)/990㎏(6AT) エンジン L4・DOHCターボ 総排気量 1.371L 最高出力 103kW(140PS)/5500rpm 最大トルク 230Nm(23.4㎏m)/2500-3500rpm 最小回転半径 5.1m 燃料消費率 16.4㎞/L(6MT)/16.2㎞/L(6AT) (ともにJC08モード) 使用燃料 無鉛プレミアムガソリン 車両本体価格 183万6000円(6MT) 190万6200円(6AT) (ともに消費税込み価格)