査定とは??

 

査定とは、日本自動車査定協会が指定した基準に則り、自動車の修復の有無、および状態を検査する事を指します。

 

値段を決める際の金額は査定時にその車のオークション取引価格を元に算出します。

 

 

仮に、年式・車種・グレードが同じ車両があった場合、価格を大きく左右する要因として、

 

  • 装備 車業界では良く『屋根・革・マルチ』という言い方をしますが、これは『サンルーフ・レザーシート・マルチビジョン(ナビ)』を指します。この3点が装備で一番価格を左右するもので、どれか1つが掛けるだけで高級車の場合、30万円以上の減額をされる場合もあります。装備は基本的にメーカーオプション(工場出荷時に既に装備されているオプション)が重宝され、社外品の評価は概ね低いと言えます。

 

車両状態 車両状態は車の内外装・機関系の状態を左記のような表に記載していきます。

 

その上で、事故の有無・外装状態を鑑みて0〜5点の間で評価点を付けていきます。この評価点により値段が大きく左右する事になります。

 

尚、修復車(事故車)は0点。

全塗装車は3点となります。

 

通常、中古車販売店で加修無しで店頭に並べられるレベルとして最低4点の評価は必要であり、それ以下だと買取価格としては厳しくなる傾向にあります。

 

車体色 実は意外のとこれが買取価格に影響してきます。人気色順としては、

 

1,パールホワイト

2,ブラック

3,シルバー

 

の順で高値で取引されます。これは、販売する際の市場性によるものであり、やはり年齢・性別を問わず売れやすい白が人気色となっています。

 

通常、P・ホワイトとシルバーの価格差としては10万円程の差が発生しますが、高級車となると30万円以上の差が発生します。

 

走行距離 車の値段を決める大きな要因として走行距離も見逃せません。大体の目安として1万キロ走る毎に10万円値下がりするという認識で良いと思いますが、高級車になるにつれ、その金額は大きくなる傾向になります。

 

一方において、走行距離が幾ら増えたとしても値段が変わらない車種も稀に存在します。これは、主に、海外に輸出される車(海外での人気車種)に当てはまりますが、例えば20万キロ走った車が100万以上で取引されるという事もあります。

車検制度がある日本車は状態も良く海外でも人気があるんですね。

 

車種的に言いますと、ハイエース・ランクル・フォレスターなどがあげられます。

 

車購入の際はそのような事も考えて買うのも賢いと思います。

 

最近の車では13年ぶりに国内発売される『ハイラックス』のMT車なんて鉄板だと思います。