中古車を買う際、内外装のチェックはもちろんですが、様々なチェック箇所が存在します。

 

クルマに関して詳しく無い方でも最低限見ておかなければならない点について書いていきたいと思います。

 

外装のチェック

中古車ですので傷や凹みは存在します。果たしてそれが許容範囲で収まっているのかチェックして下さい。

ここで重要なのは、外装を見る時はクルマの四隅でかならずしゃがんで傷と目線を平行の高さにしてチェックする事です。その上で、軽く左右に顔の位置を平行にスライドすると光の反射などで隠れていた傷・凹みが良く見えるようになります。

内装のチェック

汚れ・破れ・臭い・レザーシートの場合は擦れなどを注意して見て下さい。タバコが気になる方は灰皿の使用感などのチェックも必要です。


走行距離が少ないのにシフトノブやハンドルが擦れていた場合はメーターバック(走行距離偽装)や前オーナーの荒い運転が予想されますので、見送る事も重要です。

機関系・電装系のチェック


・エンジンを掛けて不自然な振動がないか注意して下さい。

・クーラーを全開にする

 


⇨しばらく経ってクーラーが効かなければコンプレッサー故障の可能性があります。冬場は特に見落としやすいので注意して下さい。



・パワーウィンドウを左右同時に動かして開閉スピードにズレがないかチェック。

 

・ギアをニュートラルからDレンジに入れた時にシフトショックは大きくないか?

 


⇨輸入車は特にチェックが必要です。故障の場合、修理代が非常に高い為、念入りにチェックする必要があります。

 

 

・電動スライドドアやサンルーフなど電装系で動かせるものは全てチェックする。

 


上記5点は最低限チェックして下さい。後、記録簿の有無も前オーナーの整備状況を確認するには重要です。


その上で、出来る限り試乗はしてみましょう。慣れないクルマで怖いのであれば、営業マンに運転して貰い助手席でのチェックでも可能です。

 

・エンジン・オイルの汚れ・記録簿のチェック

 

前オーナーの性格が少し見て取れます。クルマは綺麗でもメンテナスには無頓着な方も多くいらっしゃいますので、メンテナンス歴の確認は必要です。

たまにですが、エンジンが温まってない状態で空吹かしするお客さんがいらっしゃいますが、故障の原因にも成り得ますので止めて下さい。