先日お伝えした福岡県創業の無料タクシー・サービスを運営する『nommoc』が、その創業資金をクラウドファンディングで募集したところ僅か4分30秒で目標金額を達成。
計247名の投資家から5000万円を調達する事に成功しました。
これは、クラウドファンディング史上最速の調達時間で注目の高さが伺えます。
ちなみに目標下限の1600万円に達したのは開始から52秒。個々の投資家の上限金額は50万円に設定されていました。
これにより同社は本格的に始動することになり2019年3月からのサービス開始を目指します。
当初は10台の運用から始めますが、『東京オリンピック』を目途に全国展開を目指すとの事。
非常に革新的なサービスで、その成功に期待してしまいます。これが成功すれば確実にタクシー業界を震撼さす事になり、業界のプレイヤー自体が総入れ替えされるインパクトを持っています。
また、そのインパクトは公共交通や自動車業界にも拡がり、多大な影響を与える事でしょう。
当然ですが、『移動』が無料で行えるならクルマの存在価値の多くの部分は無くなってしまいます。
正直、私の仕事には致命的だと言えますが、なぜか応援したい気持ちが芽生えているのも事実です。
僅か22歳の起業家ですが、若い力が世の中を大きく変える原動力となり社会が進化して行く、その事が重要だと思います。
この先、自動車業界がどう変わるか?
方向性としては『所有』から『サービス』へと変化して行くと思われますが、私達もそれに合わせて順応して行く必要があると思います。
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