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まるでホテル!? 快適過ぎる海外最新トラック事情。

 

 

広大な大地を縦横無人に駆け抜ける海外の大型トラック。

日本ほど鉄道網が発達していない北米やヨーロッパではトラックはまさに血液のような重要な位置付けとなっています。

 

時に1日数千キロを走り切るトラックドライバーにとって、トラックは家同然。

 

各メーカーも彼らがより快適に過ごせるよう、ベッドに冷蔵庫、ソファーなど海外トラック特有の豪華な装備を備える車両が沢山あります。

 

今回はそんな海外トラックについて、特集したいと思います。

 

 

 ケンウォース T680


 

 

まさにアメリカン・トラックというデザインの同車は、アメリカの大手トラック・メーカー『ケンウォース』が製造するモデルです。やはりこのタイプのトラックで目を引くのはコクピット後方に配置されたキャビン部分。

 

日本製のトラックと違い広大なスペースが確保されているのが分かります。

では、その部分を見て行きましょう。

 

 


 

 

大柄なアメリカ人が快適に寝れる2m×1.8mの大型ベッド。

テレビ・冷蔵庫、それに電子レンジまで完備する、まるでホテルのような内装です。

 

オプションでベッドを2段にする事も可能で、最大2名が寝れるよう設計されています。

 

 

 メルセデス・ベンツ アクトロス


 

 

15年間に渡り、世界で70万台以上のモデルを売り上げた人気モデルで、日本でもたまに見る事が出来ます。

 

モデルによっては本革巻きステアリングや木目調パネルなどの装備まであり、シートの色・デザインまで選ぶ事が出来るのです。

 

 


 

 

決して広いとは言えませんが、ベッド下には冷蔵庫も完備し、助手席を下げる事により足を延ばして寛ぐ事も出来ます。

トラックとは言え、ドイツ車流の高級感が演出されているのも特徴的と言えます。

 

 

 VOLVO VNL


 

 

VOLVO社が開発した北米向けトラック。

 

VOLVOらしく安全装備に優れた車両は、その快適性に於いても妥協の無い設計が行われました。

キャビンのデザインは4つのオプションから選択可能で、最高級グレードではソファーにもなる1.8mの大型ベッドを設置。

 

 


 

 

ここまでくると、ちょっとしたキャンピングカーですね。

大型冷蔵庫にテレビ、手元のスイッチでは照明や温度調節なども可能になってます。

 

 

 

こういうボンネット・タイプのトラックは日本で見掛ける事はまず有りませんが、すごくワクワクします。

どうしても、部品の入手などメンテナンスの部分が難しいので、日本では普及しませんが、個人的には乗ってみたいですね。

 

物流を支える為に日夜トラックを走らすドライバーさんには感謝思いしかありませんが、少しでもその労働環境が良くなるようメーカーの側から出来る事も色々あるような気がします。