あのランエボが復活 !?

スバル・インプレッサWRXと共に一時代を築いたとも言える三菱ランサーエヴォリューション、通称『ランエボ』ですが、どうやら復活の可能性が出てきたようです。

今回復活の可能性を示唆したのは、三菱自動車の最高執行責任者であるトレバー・マン氏とデザイン本部長である國本 恒博氏。自動車情報サイト『Auto Express』でのインタビューで同車がクロスオーバーSUVとして復活する可能性について言及しました。　

ご存知の通り、往年の三菱ブランドの双璧を成す『エクリプス』は、今回『エクリプス・クロス』として復活しました。今後は『ランサー』も同じ道を辿る可能性についての方向性を示したのです。

三菱はすでに昨年の『東京モーターショー』において、クロスオーバーSUVのコンセプトカー『三菱 e-EVOLUTION CONSEPT』（冒頭画像）にかつて成功を収めた『エヴォリューション』という名を与えました。

今回、両氏が語った内容を要約すると、同じCセグメントでも、全く新しい発想で生まれ変わらせる事を検討中という事のようです。

すなわち、『エクリプス・クロス』同様に”走りに特化したクロスオーバーSUVとしての復活”を模索している、という内容を示唆したのです。

これに対し往年のファンがどのような反応をするか、に関して未知数と言えますが、今回『エクリプス・クロス』の走りの実力がかなり高かった事もあり、個人的には期待をしています。

ただ、今回の合併吸収により、ルノー日産アライアンスのプラットフォームが採用される事がほぼ確定的な状況で、どれだけ三菱車としての個性を発揮出来るか？という点においては疑問が残ります。

また、一方において合併により資金的な問題が解決したことで、開発のスピードは飛躍的に向上すると思われます。

どのような形で『ランエボ』が復活するか？ぜひ、その姿を見てみたい、多くの方がそう感じているのではないでしょうか。