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やっとマトモになった『インサイト』

 

 

先日開幕した『ニューヨーク・モーターショー』においてホンダ新型インサイトがお披露目となりました。

当初は『グレース』ベースだと言われていた同車ですが、どうやら『シビック・セダン』がベースとなるようで、プラットフォームを共有する模様です。

 

 

 

 

今回で3代目となるなる同車ですが、正直、人気者とは程遠い存在でした。初代は物珍しさから話題となりましたが、すぐに衰退。2代目はプ〇ウスそっくり!? と言われ、明らかに寄せてきた感が満載でした。

 

 


 

 

価格は180万円とハイブリッド車としては破格の安さを達成しましたが、とにかく内装が『安っぽい!! 』んです。プラスチックが剥き出しでコストダウンの跡がはっきり見て取れるシロモノでした。

 

当時、3か月待ちだったプリウスが待てないお客さんが多く買っていかれましたが、後々不満を聞かされる事が多く、結局はトヨタもそれに合わせて値下げを行い敗北、世の中からひっそりと消えて無くなったのでした。。。

 

 

3代目となる今回は写真で見る限りは、かなり質感を上げてきたな、という印象です。

 

 

 

 

インテリアはベースとなるシビックと似てますが、中央に配された8インチのディスプレーが大きな違いと言えそうです。

 

 


 

 

写真を見る限りシフト・ノブはありませんので、ボタン式になる模様です。

 

パワートレーンは1.5L 4気筒エンジン+2モーターで、最高出力は151馬力。

先代と比べるとモーターが1つ増えた分、燃費は向上しており、現行プリウスと肩を並べるレベルには到達しているようです。

 

ただ、質感や性能を上げた分、お値段は300万近くまで上昇する可能性が高いです。前作の180万円という価格設定からは大幅アップですが、ライバルであるトヨタ・プリウスのデザイン不評で苦戦する中、チャンスはあるのではないでしょうか。

 

 


 

 

やはり、この手のクルマはあまり尖ったデザインは受け入れられないですね。個性は無くても『適度さ』と言う物が重要視されるのではないでしょうか。

 

 

発売時期はまだ未定ですが、今年9月という説が有力で、年内発売は間違いないと思います。

 

今回、プリウスの牙城にどれだけ食い込めるか? 

 

『ホンダさん、今がチャンスですよ~』