イギリスの国営放送BBCでの人気番組『トップギア』で試乗車の炎上事故が発生した模様です。
ご存知ない方の為にこの番組の説明をさせて頂くと、当初、リチャード・ハモンド、ジェレミー・クラークソン、ジェームズ・メイというトリオによって開始された番組は3人の過激とも言える言動が話題になり一躍世界的ヒット番組となりました。
実際、これが国営放送だとは信じられない内容でしたが、一方において、その車両撮影のレベルの高さ、芸術性など秀逸な部分も多く存在したのでした。
しかし、司会のジェレミーによるプロデューサーへの暴行が事件となり降板、現在は、新司会者にクリス・ハリスを迎え現在に至っています。
今回の事故はアルピーヌの新型車『A110』の試乗中に起こった模様です。
ハリスは同じく番組MCを務めるエディ・ジョーダンと共に同車の試乗を行っていた際、突如、クルマの異常を知らせる警告灯が点灯したそうです。
警告灯が点灯してすぐ、2人は出火に気付いたらしくケガなどは無かったようです。
しかし、実はこの番組は過去に2台のクルマを炎上させた"前科"があるのです・・・。
それも結構貴重なクルマだったりするんです。
まず、1台目は2008年のデトロイト・モーターショーでデビューしたマツダのコンセプトカーである『Furai』です。
実はこの炎上事件は5年もの間秘密にされていたそうですが、事件から5年後に『トップギア』の雑誌版で報告されました。どうやらテスト中に炎上したらしく僅か8分間の出来事だったそうです。
コンセプトカーですので、恐らく数億は下らないと思うのですが、残念ながら一瞬で灰になってしまった模様・・・。
そして、もう一台はハモンドが運転していたクロアチアの自動車メーカー、リマック・アウトモビリが開発したEVカー『コンセプト・ワン』というクルマです。
このクルマは4つの車輪にモーターを搭載し、1000馬力を発揮するスーパーカー。これを300㎞オーバーのスピードで見事にクラッシュ。本人も命からがら救出されるという事件となりました。
ちなみにお値段は1台3億円です。そのクルマが、コレ ↓
一瞬でヒドイ姿へと変貌を遂げるのでした・・・。
ちなみに、今回の事故ですが原因はまだ不明との事でアルピーヌが調査中との事です。
個人的にも大好きなクルマですので早期の原因究明が待たれます。
でも、警告灯が点灯してすぐ出火というのはちょっとマズイですね・・・。
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オーノー (木曜日, 19 7月 2018 16:46)
ヤバイ事故だ(^o^)