現在世界で最も注目を浴びる自動車メーカー、テスラの電気自動車をベースとした様々なカスタムカーが作られています。その中には秀逸な物もあれば、首をひねりたく物、そして、どうにもならなくなった物まで様々です。個人的に秀逸な物の代表は、下の写真のワゴンバージョンでしょうか。
これはイギリスの会社が制作したカスタムカーですが、デザイン的にも上手くまとめた感じがします。
そして、どうしようもなくなった例が、冒頭の写真のリムジンです。
このクルマ、アメリカのリムジンメーカー『Big Limos』によって製作された物。テスラの『モデルS』を改造して6人乗りのリムジンにしてみたそうです。
しかし、この写真なんか変ですよね。ボンネットもバックドアも締まってないし、リヤドアとリアフェンダーもチリが合ってません。
そう、これ実は未完成なんです。メーカー曰く、90%までは製作したものの、途中でどうしようも無くなり、現在『ebay』でオークションに掛かってるそうです。
ちなみに、ここまでの製作費は約10~20万ドル(1.150~2.300万円)だそうで、2年前から取り組んでいるそうです。
メーカー側は「追加の料金で完成させる事が出来る。」と謳ってはいますが、かなり不安を感じさせる内容で、同社のCEO自身『テスラ社のサポート無しで、モデルSの電気テクノロジーを改造に対応させる事は難しい。』と半ばサジを投げている模様。
しかし、車両代と合わせると既に2500万円以上のお金をつぎ込んでいるんで、引くに引けないんでしょうけど、かなり苦しいと言わざる負えません。
果たして、無事にオークションで売れるのでしょうか?
って言うか、最終的に完成するのでしょうか?
しばらく目が離せません。
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