道路を走っていると、パトカーや救急車などの緊急車両に遭遇する場合があります。
その際は、道路交通法により自身の信号が青でも、緊急車両を優先しなければならないと規定されています。
しかし、音楽を聴いていたりするとサイレンが聞こえない場合など、経験された方も多いと思います。
もし、仮に緊急車両に気付かずに交差点に進入してしまい、事故を起こした場合はどうなるのでしょうか?
道交法で緊急車両は『イレギュラーな存在』として規定され、一部道交法の適用を除外される事になります。この事を前提に考えると緊急車両の走行を妨げること自体が違法となる訳です。
その為、通常このようなケースでは自身:緊急車両=8:2となる事が一般的です。要するに事故の責任の8割は自身にあるという事です。これに、どちらが先に交差点に進入したか?などの条件が加わるとそれ以上の悪い結果になる事が予想されます。
緊急車両の定義ですが、公的な車両だけでなく病院の臓器輸送車やガス会社の緊急車両なども含まれます。もちろん、これらはサイレンを点灯時というのが大前提になります。
このように、緊急車両のサイレンを耳にしたら速やかに停止し、走行を妨害しない事。また、サイレンが聞こえる状態を保つ事を心掛ける事が必要です。
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