またまた、中国メディア今日頭条からの話題です。
中国では人口密集の激しい都市部を中心に交通事故が多発しています。その事で、同じように人口密集の激しい日本ではなぜ、交通事故が少ないかという記事が載っています。
記事は日本と中国の間の歴史的背景を基に『日本に対して良い感情は持てない。』としながらも、治安維持や交通管理の面に於いて学ぶところがあると認めざる得ないとしています。
日本は世界でも交通事故の少ない国の1つとし、その要因は『日本人の交通ルールの遵守意識が高い』という事を指摘しています。それは歩行者・ドライバー双方に見られるとして、こうした意識は中国には見られないとしています。
具体的には、忙しい時間帯であっても信号を無視する人が見られない事や、ドライバーが歩行者を優先して徐行や停止を徹底し、「もし歩行者がドライバーに道を譲れば会釈などで感謝を表す」と感嘆の声を上げています。
中国では交通量が増えても、人々のルールを遵守する意識が醸成されていない為。信号無視や、横断歩道でない所を渡ろうとする歩行者も多い。その為、日本で見られる路上の秩序が驚かれることも多いみたいです。
確かに自分が子供の頃と比べても日本の交通マナーは良くなっているような気がします。
若い時は、特に関西の某県などは信号をフライングする事が多く、それをマスコミが面白可笑しく伝える為、余計助長されるという現象が続いていましたが、最近はあまり見かけなくなりました。
事故は本当に人間の一生を狂わせます。仕事柄色んな事故に立ち会ってきましたが、それが大袈裟な表現でないと断言出来ます。
日本は他の国と比べ国民の意識も高く秩序が浸透しています。それは大地震などの非常事態でも変わる事は無く、日本人として誇れる一部になっています。その価値をもう一度再認識して後世に伝えていかなければなりません。
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