クルマってやっぱりカッコ良くてナンボですよね?
確かに実用性は無視出来ませんが、それによってカッコ悪くなるならそんな物いらない!!
個人的にはそう思ってます。
って、何で急にこんな話になったのかというと、上の写真のクルマ。『レンジローバー・イヴォーク』です。最初にこのクルマ見た時「カッコ良いっ!!」って思いました。
全体のラインもそうですが、SUVなのにクーペスタイルって斬新だと思いました。
また、内装も良いんです!!
発売から随分経ちましたが、未だに月間10万台以上のセールスをキープしており、その人気の高さが伺えます。ただ、この2ドアのクーペタイプなんですが、全体の5%しか選択されていないとの事。
正直悲しいです。このスタイルはクーペだから引き立つんです。5ドアは確かに実用性は高いですが、デザインが死んでしまうような気がしてなりません。
実際、2人以上クルマに乗せる機会ってそれ程多くないように思えるのですが、それは私が友達少ないからなんでしょうか???
良くモータージャーナリストと言われる職業の方達は、必要以上に実用性を追求し過ぎのような気がします。ゴルフバックが何個乗るとか、今の20・30歳台の人でゴルフをするのはそれ程多く無い筈です。正直そんなのどうでも良いです。
また、一方においてはメーカーから協賛を得て、特定のクルマをべた褒めするなど、仕事なのでしょうがいないとは言えますが、個人的にはクルマ離れを助長しているようにしか思えません。クルマが売れなくなったらあなた達の仕事無くなるんですけどね・・・。
実は私は旧車と呼ばれるクルマが大好きで自分でも過去何台か乗り継いで来てます。
上のクルマ、通称サンマル。日産の初代フェアレディーZです。ほんとに綺麗なデザインです。旧車の良いところは『安全』という概念が希薄なんで逆にデザインの自由度が高いのです。
今このような細いピラーは絶対認可が下りませんからね。ノーズは馬鹿みたいに長くて、室内はかなりタイトです。後ろのシート?単なる物置です。トランク?背の高い物は入りません。
でも、私が子供の頃憧れたクルマ、カウンタックであったり、フェラーリであったりしますが、どれも実用的とは言えないクルマ達でした。それらに本気で憧れてクルマ好きの今があります。
しかし、いつからかクルマは実用本位になり子供に夢を与えられなくなりました。プリウスじゃ夢は見れません。
最近はレクサスなどかなり思い切ったデザインのクルマが出てきました。しかし、それは大衆車じゃないと意味が無いと思います。
その意味で、今個人的に期待してるのは『マツダ』です。
『鼓動』をイメージした斬新なスタイルで最近急激にセールスを伸ばしていますが、過去は経営難に苦しみフォードの傘下に入った時期さえありました。
そのマツダが斬新なアイデアで次々と常識を打破して伸し上がってきたのです。
個人的にはその間何があったのか?非常に興味深いですが、彼らの作るクルマは国産としては久しぶりに本気で欲しい!!と思わしてくれました。
そして、自動車の本場であるヨーロッパで互角に戦っている姿は、その性能の素晴らしさを証明しています。
若者の車離れと言われて久しいですが、彼らが一石を投じてくれるような、そんな期待が止まりません。これからの『マツダ』から目が離せない、そんな状況が続きそうです。
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