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クルマ買取店のお仕事 給与編。

今回は、クルマ買取店の仕事についてお話して行きたいと思います。以前のブログでは『闇の部分』について書きましたが、今回は夢のある部分を書きたいと思います。

 

 

そう、皆さん大好き。お金のお話です。

はっきり言ってある程度の規模の買取店は稼げます。正確に言うと稼げるチャンスが有ります。

 

1つの例を挙げますと私がガリバー入社当時、まず採用されると悪名高き『富士山研修』に連れて行かれます。これは店長昇格の際と入社の際に行われるいわゆる、忍耐・根性・社畜たれ!!をコンセプト?にした昭和な研修です。

 

そこで一緒だったS君は半年前に入社した20歳の子でした。彼は洗車のアルバイトで入ってから営業になりましたが、見る見るうちに実力を付けていました。忙しさの為なかなか研修に行けず、丁度同じタイミングでの研修となりました。

 

話していて驚いたのが、彼の月収は何と100万超え!!

という事は20歳入社半年で年収1200万以上という事です。

世はバブルが弾け世間が真っ暗な時代です。正直これには驚きました。

 

 

買取店の給与体系は極端に歩合給の割合が大きい設定になってます。ですので、同じ店に努める同職位の人間でも、方や年収300万以下、一方は1000万強というのが普通に存在します。

 

とにかく、競争社会なのです。

 

まず、お客さんが店舗にやってくると一番初めにアプローチした人間が商談出来る権利を得ます。その為、私は冬場でも外で洗車をしてお客さんを待ちました。そうすれば、お客さんが店に入る前に声を掛けれるからです。

 

ただ、商談の成約率が一定以下に落ちると商談禁止令がでちゃうんです。そうなると店長相手にロープレなど研修紛いの事をやらされ、その間商談が出来ません。当然給料も急落です。

 

一方、店長になると逆に稼ぎずらくなります。個人の粗利は関係なく店の成績が給与査定になるからです。その為、私を含めみんな少しでも長くスタッフをやりたがります。稼いでる人間なら必ず数百万単位で年収が下がるからです。額で言うと年収500万円位でしょうか?

 

それでも500万あれば良いと思う方も居るかもしれませんが、当時はお客さんが多すぎて私のいた出張査定部門では休みは月1回、一日の労働時間は14時間以上という過酷な環境でしたので、全然割が合わないのです。

 

結局私は2年弱位店長をしましたが、研修参加の嫌さと給与の問題で辞めてしまいました。

 

ただ、今は労働環境はかなり改善されてますし、短期間で実力を付けたいなら非常に魅力的な環境だと言えます。

 

精神的は少し辛いとこもありますが、他の業種の営業職と比べると稼ぎやすい部類に入ると思います。年齢・性別関係ありません。やる気のある方は一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?