今年9月に発売した新型ホンダ『シビック』の受注が好調のようです。
1か月間の累計受注台数が1万2千台を超え、何と、そのうちの35%がMT車という珍しい現象が起こっています。尚、この数字はタイプRを除いた数字になります。
今回10代目となるシビックはプラットフォームから全面刷新。高剛性・低重心・低慣性なボディ構造を作り上げました。これは、セダン・ハッチバック、そしてタイプRにも共通した開発を行い、『操る喜び』を実現しました。
暫くの間、日本では発売を見送られていた『シビック』ですが、久々の登場となりました。センターマフラーを有したスポーティな味付けをされた同車は月間2000台の販売目標に対し、その6倍以上の受注を得たのでした。
特に70年代生まれの人にとって『シビック』は特別なクルマでした。
当時はスターレットGTやミラージュ・サイボーグなどこのクラスは非常に激戦区でした。そんな中でシビックのVTECエンジンはある意味特別な地位を築いていたと言えます。
最近はワンボックス車や軽自動車が目立つホンダですが、走りのホンダが久しぶりに帰ってきた印象でしょうか。
最近はあのスバルでさえMTの採用を見送る中、これだけのMT車の受注を得た事はホンダにとっても誤算だと思います。
これにより、今後少しでもMTが見直されると嬉しいですね。
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