ホンダ技研工業創立50周年の1999年ホンダは『S2000』というオープンカーを発表しました。
2.0リッター2シーターFRオープンのそのクルマは高いボディ剛性と絶妙なハンドリング、ハイパワーエンジンとの組み合わせにより世界的高評価を得て、ホンダの持つ高い技術力を示したのでした。
現在、そのS2000が復活を果たすのではないかという噂が囁かれています。
時期は創立70周年を記念する2018年を目標に開発が進められているとの事。
初代S2000はその圧倒的性能にも関わらず、正当な評価が得られませんでした。
ホンダは元来、FFへの拘りが強いメーカーであり、FFでもFRには劣らないという点を自らの技術で証明し続けてきたメーカーでした。
そのホンダが急にFRへと傾倒した為、市場は少し混乱してしまったのです。
結局晩年は販売が落ち込み2009年には製造中止に追い込まれたのでした。しかし、その後多くのユーザーや自動車評論家により、その性能が見直され正当な評価を得る事に成功しました。
今回はS660が発売され軽自動車としては高額にも関わらず、一定の成功を収めた事がS2000復活の要因となったのかもしれません。
これに関し、もう少し大きいエンジンで乗ってみたいとのユーザの声も多く『S1000』の開発という噂も存在します。
スポーツカーの『ホンダ』が帰ってくるならファンにとってこれ程嬉しい事はありません。
軽自動車・ミニバン全盛期の現代に気軽に乗れるスポーツカーが少ないのが残念でならないからです。
ぜひ、これらのクルマが復活してくれる事を心から願いたいと思います。
コメントをお書きください