最近、軽自動車を改造したキャンピングカー、いわゆる『軽キャン』の登場など、何かと注目を浴びて居るキャンピングカーですが、果たして維持費はどの位なのでしょうか?
今回は、そんな特集です。
キャンピングカーの維持費としてかかるものは、「税金と車検」、「メンテナンス費」、「燃費や高速代」の3つ。でも考えてみれば、これらはどれも「車を持つなら必ずかかる費用」。
税金と車検
まず、自動車税を見て行きましょう。
キャンピング登録8ナンバーの自動車税は以下の通りです。
■キャンピングカー用途の特種用途自動車
電気自動車および総排気量1L以下 23600円
1L~1.5L 27600円
1.5L~2L 31600円
2L~2.5L 36000円
2.5L~3L 40800円
一方普通車だと、
電気自動車および総排気量1L以下 29500円
1L~1.5L 34500円
1.5L~2L 39500円
2L~2.5L 45000円
2.5L~3L 51000円
ご覧の通りかなり格安になります。
次に車検の際の重量税はと言うと、
エコカー減免適用なしの自家用車で1年分の重量税を比較した場合、
■普通乗用車の場合(13年経過前)
0.5トン以下 4100円
1トン以下 8200円
1.5トン以下 12300円
2トン以下 16400円
2.5トン以下 20500円
3トン以下 24600円
■特種用途自動車の場合(13年経過前)
1トン以下 4100円
2トン以下 8200円
3トン以下 12300円
■車両総重量8トン以下のトラックの場合(13年経過前)
1トン以下 3300円
2トン以下 6600円
2.5トン以下 9900円
3トン以下 12300円
このように普通車と比べ約半分の費用で済む事が分かります。
8ナンバー登録条件
・乗車定員の3分の1の就寝設備がある事。
・10L以上の水道設備及び排水設備がある事
・調理台・設備を有している事
などと言った取り決めがあります。
一時、税金逃れ等脱法的な8ナンバー登録が増加した為、近年は条件がより強化・厳格化される傾向があります。
この辺り、自家用車の改造を行う際などはきちんと専門家のアドバイスを得た方が良いでしょう。
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