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北米トヨタが600馬力のC-HRを公開。

現在セールス好調のトヨタ『C-HR』ですが、このほど、世界最大のカスタムカーの祭典である米SEMAショーにて600馬力の『モンスターC-HR』が公開され話題となっています。

 


 

今回、北米トヨタによって出品されたこのクルマはエンジンとトランスミッションを乗せ換えています。「2AZ-FE」エンジンとE型5速マニュアル・トランスミッションは、どちらもこれまで複数のトヨタ車に使われてきました。

 

しかし、この2.4リッター直列4気筒エンジンはノーマルではなく、内部が大幅に改良されている。チタンとインコネル製のバルブトレインや、ギャレット社製ターボチャージャーを装備し、ブースト圧23psiで最高出力600hpを発揮します。

 

C-HR Rチューンドの0-100km/h加速はわずか2.9秒と、フェラーリ史上最強の812スーパーファストと同等のパフォーマンスを発揮。

 

カリフォルニア州にあるウィロースプリングスレースウェイでのテスト走行でC-HR Rチューンドは、なんとマクラーレン650S スパイダーやポルシェ 911GT3 RS、日産 GT-R ニスモよりも速い1分25秒22というラップタイムを記録しました。

 

ただ、少々残念なのが、ここまで煮詰めているにも関わらず駆動はFFのままらしい。

この馬力でFFはかなり無理があると思います。せめてAWDにすればタイムももう少し伸びると思うのですが・・・。