クルマとは時代の流行に合わせてモデルチェンジしていく物。そんな中、半世紀以上もその形を変えずに売られ続けるクルマがあります。
その名も『ケータハム7』です。
まるで化石か?レーシングカーか?
とにかく『ただ物でない』佇まいのこのクルマですが、生まれたのは1957年ロータスというメーカーにより開発されました。
当時は『ロータス・セブン(スーパー7)』と呼ばれ、何種類かのバージョンが作られたのち、ロータスの販売代理店であったケータハムがその生産と販売を受け継ぐ事になります。
ご覧の通り、屋根もない、物によってはドアさえ無いという車体は600㎏という、この現代では有り得ない程の軽量ボディで地面すれすれの地上高を突き進みます。
冷房?パワステ?横滑り防止装置?そんなの付いてません。でも、面白いんです!!
実は今一番欲しいクルマって聞かれたらコレを迷わず挙げます。もうずっと前から愛してるんです!!
数年前にケータハムがスズキと組んで軽自動車の規格でジムニーか何かのエンジンを付けて売り出すという事で一瞬買えるかも・・・??って思ったんですけど、価格が何と400万円!!
おまけにドアはオプションで3万8000円ですって・・・。
『買えねーーー!!!』
ちなみに一番良いエンジンを積んだタイプは800万円ですよ。
さすがに無理だと思って、出来るだけ近い乗り物って考えてバイク買ったんですけど、やっぱりカッコいい。
排気音もほんとうるさい位なんですけど、電気自動車の時代になれば絶対作れないようなクルマなんですよね。
今後、自動車業界がどう変わって行くか分かりませんが、こういう尖った弱小メーカーが生き残れるような時代であって欲しいです。
コメントをお書きください