古い納屋の中から発見されたホコリだらけのこのクルマ。
実は、先月イタリアのマラネロで開催されたフェラーリ僧形70周年記念の祝賀行事のイベントでオークションが行われ、何と2.3億円で落札されたんです。
このクルマは、『フェラーリ365GTB/4』通称『デイトナ』と呼ばれる名車で1973年から1200台が生産されました。名門ピニンファリーナのデザインで高い人気を誇るクルマです。
過去このクルマは8000~1億4000万円で取引されてましたが、この出品車は特別でした。
それは、通常スチール製のボディを持つこのクルマですが、これはアルミ製のボディを纏っていたのです。
当時アルミボディの『デイトナ』はレース用に4台と市販車用に1台が制作されました。
この1台を当時エンツォ・フェラーリの親友である自動車雑誌オーナーに販売されました。
その後、日本に渡り岐阜の現オーナーの元に渡り40年間納屋の中に放置されたのでした。
今回、フェラーリ社から専門家が来日に査定を行ったところ、ほぼ工場出荷時の純正部品のままの状態で保管されている事が分かったのです。
今回、この記念行事の為イタリアに運ばれ、オークションの目玉として出品されたのでした。
ちなみにですが、こういうオークションって洗車もされず汚いままで出されるんですね。
やはり、走らさずに埋もれていたという点に価値があるのでしょうか!?
でも、この値段にはビックリですね。
もちろん、オーナーさんもある程度の価値は分かっていたと思うんですけど、ここまでは期待してなかったと思います。
貴重過ぎて相場自体がないですからね。
でも、ほんと夢のある話です。
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