皆さん、ご当地ナンバーってご存知ですか??
これは国土交通省が地域振興を目的に作られた新たな地域表示名ナンバーです。
正直、これって地域振興になるんですかね??
現実的な話をすると、このナンバーが増えた事により陸運局の事務作業が煩雑になり余計なコストが掛かり税金の無駄使いだろ!!っていう意見も多いです。
ただ、それより問題なのが民間企業の負担です。
これは実際に私が某チェーンの買取店にいた時の話です。
東京世田谷区に直営店が有りました。ここは元来『品川ナンバー』の管轄だったのですが、この制度により『世田谷ナンバー』へと変わってしまいました。
ここで困るのが、買取したクルマはお客さんの名義のままでは不味いので自社名義に変更するのですが、その際通常、品川陸運支局管内であれば車両を陸運局に持ち込まなくても書類だけで名義変更が出来ます。
しかし、『世田谷ナンバー』に変更になった事により同じ陸運支局の管轄内でも車両の持ち込みが必要になったのです。
今までは、書類でだけで出来たので例えば10台分とかを纏めて変更していたのに、車両持ち込みにより1台づつしか名義変更が出来なくなったのです。
結局、仕事が増えた分は人員を2人増やして対応せざる負えない状況になりました、
しかし、当然このコストはお客さんのクルマの買取値で賄われるのです。
役所の人間は恐らくこういう事は全く考えていないと思います。
まだ大手なら何とかなりますが、中小や個人事業主ならこのコストは死活問題です。
こんな無駄な事をするなら、もっと税金を下げろ!!って言いたいです。
結局は誰も幸せにならないんですから・・・・。
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