実際に買取店に行くと、営業マンは下記の3種類のどれかの営業トークを使用します。
そこには、多くのウソが含まれているので、そのままを信じると危険です。
店舗に来店した際は結構な確率で使用されるトークなので聞いた事がある方も多いと思います。これを聞いたお客さんはこのタイミングで売らないと損してしまう、という恐怖心から売却を急いでしまいます。しかし、これは当然ウソです。このトークの便利なところはお客さんに『特別感』を与える事が出来る点です。
自分は運が良い、さすが大手は違う、などという成功体験(あくまで思い込みです。)がその後の知人の紹介などのオマケを生み出す場合も多々あります。
これは出張査定の際に使われる事が多いです。上記のような流れで携帯で上司と交渉しだします。ここで需要なのが、営業マンがあなたの為に上司を説得します。(私はあなたの味方です。)というポジションです。営業マンがあなたの味方だと勘違いしたあなたは、つい本音を話してしまいます。
上記の2種の営業トークの確信は(架空の)第3者(クルマを欲しい人・上司)を作る点にあります。
通常、営業マンとお客さんという立場は対立の立場にありますが、第3者という共通の『敵』を設定する事により営業マンとお客さんが協力して第3者から条件を勝ち取るという心理操作を演出するのです。
ベテラン営業マンが良く使う手法です。中古車の流通システムの説明から、どこで売ってもあまり値段が変わらない事を説明し、成約に持ち込みます。相手が論理的に考える男性相手にはある程度有効に働く場合が多いです。