レクサスRX試乗記






 レクサスRX試乗動画

 GAZOO

 

 

ボディサイズが大きくなり、フロントグリルは大胆で目を引く見た目となった。 エンジン及びモーターはほぼ新設計で、18.2km/リッターを達成している。 低く抑えられたダッシュボードや機能的にまとめられた操作系のほか、12.3インチの大型ディスプレイ、フルカラーヘッドアップディスプレイが備わっている。 その他、リモートタッチのコントローラーは幅広い年齢層に合わせたつくりとなっている点もうれしい。 リアシートの広さが格段に増しており、後席パワーシート(リクライニング&格納機能)や、後席シートヒーターがついている。 また、オプションで11.6インチの高精細ディスプレイが備わるリアエンターテインメントシステムがつけられる。 ラゲッジルームは、エンブレムに手をかざすだけで開けられる「タッチレスパワーバックドア」となっており、容量553リッターと広さも十分にある。 後席をスイッチ操作で格納・展開ができる。 (解説:モータージャーナリスト・島下泰久)

 

 

 

 GAZOO

 

 

先代に比べ、ボディがしっかりしてサスペンションがよく動いており、非常に乗り心地がいい。 アクセルの操作は自然な感触で、欲しい時に欲しい力だけのチカラがでてくる。 エンジン部分が新設計されたことにより、曖昧な動きや遅れ感がなくなり、すっきりした動きを実現できている。 穏やかでリラックスできる落ち着いた乗り味や気持ちの良いハンドリングなど、走りの質、使い勝手の質を総合的に引き上げている、バランスの取れたクルマといった印象だ。 (解説:モータージャーナリスト・島下泰久)

 

 


 クルマでいこう!! (公式)

 

 

 

レクサス RX 450h version L (CVT) 試乗車主要諸元 全長 4890㎜ 全幅 1895㎜ 全高 1710㎜ ホイールベース 2790㎜ 車両重量 2070㎏ エンジン V6・DOHC 総排気量 3456cc 最高出力 193KW(262ps)/6000rpm 最大トルク 335Nm(34.2kgf・m)/4600rpm 最小回転半径 5.9m 燃料消費率 18.8km/L(JC08モード) 使用燃料 無鉛プレミアム 車両本体価格 702.5万円 出演者 レクサス RX 開発責任者 勝田 隆之 レクサス RXの番組的評価は… 岡崎五朗の評価 ○・・・よりRXらしく、よりプレミアムに! プレミアムSUVの元祖。その伝統を途切れること無く続いていて、 よりプレミアムに進化した点は素晴らしいこと。 ×・・・煩雑なスイッチ類 レイアウトをもっとスッキリすると素敵なインテリアになるんじゃ無いかと思う。 藤島知子の評価 ○・・・ハイテクな予防安全機能の充実 大きなSUVの安全性を補う機能が充実していて このクルマと向き合いやすい配慮がなされている点。 ×・・・ナビ周りのインターフェース 自分が求める情報にたどり着くのに手間取ることがある。 もう少し熟成するともっとこのクルマらしい魅力が際立つと思う。

 

 

 GAZOO

 

 

【レクサス・RX200t”F SPORTS”】 ボディサイズに対してダウンサイジングしたエンジンではあるが、実用域での力強さが印象的だ。 カーナビの情報をもとに、コーナーの様子を把握し、ダンパーの減衰力を変える「NAVI・AI-AVS」を搭載している。 コーナーが連続するような道でも、ボディーの大きさや重さを意識させず、ストレートで頭が揺れるようなこともない。 走行モードをSPORTS+にすると、アクセル操作の応答性にダイレクト感が出てくる。 刺激的なパワーはないものの、日常的な場面で、ゆったりと心地よく走るのに向いている。 (解説:モータージャーナリスト・萩原秀輝)