1996年に海外市場で初めて発売され、アメリカ、中近東で絶大な人気を誇るLXが、2015年に日本で販売された。 RX、NXに比べるとリアルオフローダーの本格SUVといってもいい。 インテリアは上質なセミアニリン本革を採用したシート、本物のウォールナット材を使用したステアリングホイールやオーナメントパネルなど、高級感がある。 走行モードを変更するためのスイッチ類がセンターコンソールに集約されている。 また、各空調装備を自動的に制御し、常に快適な状態を保つ「レクサス クライメイト コンシェルジュ」もレクサスならではの機能である。 ラゲッジスペースのバックドアは上下二分割で開き、サードシートを電動操作で左右に格納すると、十分なスペースができる。 (解説:モータージャーナリスト・島下 泰久)
乗り心地は重厚でしっとりしなやか、振動の遮断性が高く、ロードノイズが殆ど伝わらず快適である。 視覚が高くボンネットの隅々まで見渡せることや、ステアリングの良さから車体の大きさが思ったより気にならない。 アクセルを踏み込んだ際の速度の乗りも気持ちいい。 操縦性がしっかりしていることや、状況に応じて車高を自動または任意で変えるサスペンションシステム「4-Wheel AHC&AVS」により、快適で安定した走りを楽しめる。 (解説:モータージャーナリスト・島下 泰久)
気になる車をオーナーの目線で詳しくご紹介。 今回は2015年8月から日本でも販売が開始された、高級ブランドレクサス初の本格四駆であるLXです。 特別編ということで、モデリスタ東京のショウルームからお届けします。 撮影協力 トヨタモデリスタインターナショナル
<主要諸元> 5.7L V8気筒DOHC、377PS/54.5Kgm、全長506×198×191cm <税込新車価格> ¥11,000,000-(オプション別)