車種 MINI Cooper S Clubman(8AT) 試乗車主要諸元 全長 4270㎜ 全幅 1800㎜ 全高 1470㎜ 車両重量 1470㎏ エンジン L4・DOHCターボ 総排気量 1998cc 最高出力 141kW(192ps)/5000rpm 最大トルク 280Nm/1250-4600rpm 最小回転半径 5.5m 燃料消費率 16.6㎞/L(JC08モード) 車両本体価格 384.0万円(消費税込み価格) 出演者 ビー・エム・ダブリュー株式会社 MINIディビジョン プロダクト マーケティング マネジャー 岡田 信之 岡崎五朗の評価 ○・・・大きくなってもMINIらしい乗り味をキープ MINIにはクロスオーバーもあるが、ユーティリティーは優れているものの 乗り味にMINIらしくない部分があると感じていた。CLUBMANは優秀な ユーティリティーを持ちながら、乗ってみるとちゃんとMINIになっている。 これは高く評価したい。 ×・・・リアシートの乗り心地 せっかくこれだけ広い後席空間を手に入れたのに、シートの座面が薄い。2時間~ 3時間と座っても疲れない、しっかりとしたシートがつくと最高だ。 藤島知子の評価 ○・・・街乗りから質の高い走行フィールが満喫できる 常にクルマを走らせている実感を与えてくれるMINI。CLUBMANは 街乗り領域でも気持ちよい加速フィールや、段差といった外乱にもびくともしない しなやかな乗り心地、絶妙な音色のエンジンなど、大人っぽい質の高さを持っている。 走りの質にこだわる人には、すごく受ける存在だと思う。 ×・・・高速走行時のロードノイズ 18インチのランフラットタイヤは高速走行時のノイズが響きやすい。ロングドライブを 考えると気になるポイント。
ミニの新たなバリエーションである、ミニ・クラブマンに早速乗ってみた。その仕上がりは?
新車ファイル クルマのツボ #153.ミニ クラブマン クーパーS
BMWミニ初のエステートモデル、「MINIクラブマン」のデビューは2007年。久々のフルモデルチェンジで登場した第2世代は、サイズアップしてMINI初のプレミアムコンパクトセグメントになった。平たく言えば、ライバルがこれまでのアウディA1からアウディA3になったということだ。 使い勝手の向上も図られている。先代は右側2ドア・左側1ドアだったが、左右それぞれに2枚のドアが付いている。後部ラゲッジドアは先代同様、観音開き。ドアの数は1枚増えて、6ドアになっている。 さっそく新たなMINIの挑戦をチェックしてみよう。