ボルボ V90 試乗記





 ボルボ V90 試乗動画

 モーターマガジンMovie

 

 

洗練度の高い内外装。スカンジナビアデザインは、日本人の心にもしっかりと響いてくるものがある。ちょっと腰高のSUVフォルムながら、無骨さを感じさせないところが、特に女性には“セクシー”に映るらしい。しかも、余裕のパワーと安定感のある走りとの相乗効果なのか、モータージャーナリストの竹岡 圭さん曰く、「ドライバーの“男っぷり”をぐっと引き立ててくれる」そうだ。新型ボルボV90クロスカントリー、隅に置けない一台です。

 

 

 クルマでいこう!!

 

 

 

車種   ボルボ V90 T6 AWD Inscriotion(8AT) 試乗車主要諸元 全長 4935㎜ 全幅 1890㎜ 全高 1475㎜ 車両重量 1840㎏ エンジン L4・DOHC・ターボ&スーパーチャージャー 総排気量 1968cc 最高出力 235kW(320PS)/5700rpm 最大トルク 400Nm(40.8㎏m)/2200-5400rpm 最小回転半径 5.9m 燃料消費率 12.5㎞/L(JC08モード) 車両本体価格 799.0万円(消費税込み価格) 出演者 ボルボ・カー・ジャパン株式会社 マーケティング部 プロダクトグループ マネージャー 青山 健さん   ☆岡崎五朗の評価 ○・・・磨き込まれたワゴンスタイル こんなに綺麗で美しくカッコ良いステーションワゴンは見たことがないと思えるほどこのデザインには惚れ惚れした。派手さやスポーティーを追いかけるのではなく、シンプルだけど美しい、磨かれたデザインを持っているのはボルボならでは。 ×・・・リアシート座面にもう少し厚さが欲しい リアシート自体は広さもあってゆったり座れる。シート背面の分割可倒機構との兼ね合いもあるのだろうが、座面にあと10~20mmクッション厚があるともっと快適に座れるのでは。 ☆藤島知子の評価 ○・・・ハイセンスで居心地の良い空間に身を置ける幸せ フロントシートのマッサージ機能や、コンサートホールを再現したプレミアムオーディオといった多彩な快適装備、ストレスフリーな走り、高次元の安全性で、V90はとてもリラックスしてドライブできる。幸せを乗員全員にもたらしてくれるところが素晴らしい。知る人ぞ知る隠れた名車になっていくのは間違いないだろう。 ×・・・車庫入れ時のカメラ画像 至近距離が見づらい 狭い道で死角を補ってくれるカメラ画像はありがたい装備だが、隣にクルマがある場所での車庫入れの際、自車に近い部分が拡大されてかえって見づらい場合がある。今後の改善を期待したい。

 

 

 LOVE CARS! TV!!

 

 

ボルボのフラッグシップモデルであるV90のXC=クロスカントリーを試乗した。2018年モデルとなって、一層熟成が図られたこのモデルの乗り味はいかに? 2.0Lの直4ターボと、2.0Lの直4ターボ+スーパーチャージャーの両モデルを横浜で試乗した。

 

 

 クルマでいこう!!

 

 

 

車種   ボルボ V90 Cross Country T5 AWD Summum(8AT) 試乗車主要諸元 全長 4940㎜ 全幅 1905㎜ 全高 1545㎜ 車両重量 1850㎏ エンジン L4・DOHC・ターボ 総排気量 1968cc 最高出力 187kW(254PS)/5500rpm 最大トルク 350Nm(35.7㎏m)/1500-4800rpm 最小回転半径 5.8m 燃料消費率 12.9㎞/L(JC08モード) 車両本体価格 754.0万円(消費税込み価格) 出演者 ボルボ・カー・ジャパン株式会社 代表取締役社長 木村隆之さん ☆岡崎五朗の評価 ◯・・・SUVの機能・スタイリッシュさとステーションワゴンの使い勝手の融合 スバルのアウトバックと共にボルボのクロスカントリーは、オフロードも走れるステーションワゴンの老舗的存在だ。現在はSUV全盛だが、そのオーナーの何割かはV90 Cross Countryのようなクルマを求めていると思う。新しいV90 Cross Countryの登場はこういったクルマの存在を見直す良い機会になると思う。 ×・・・ディーゼルが加われば鬼に金棒 ガソリンエンジンも良いが、このクルマは長距離を走るユーザーが多いと思うので、ディーゼルエンジンが加わると魅力の幅がひろがると思う。 ☆藤島知子の評価 ◯・・・優しいタッチの乗り心地と癒しの空間 ボルボのフラッグシップらしいモダンラグジュアリーの空間に、身を預ける幸せが感じられる。地上高が高まっているが、その走りは同乗者にストレスを与えない。フォーマルなV90・S90にアクティブな要素が加わることで、これまでにない存在感を得ていると思う。 ×・・・なし 走りの基本性能の高さや気品ある仕立てのみならず、死角を補う機能など先進の予防安全技術も満載されている。これらは購入後の満足度を高めてくれるだろう。

 

 

 オートックワンTV

 

 

ボルボ 新型V90クロスカントリーで北海道から東京まで約1400キロ走破した! ドローン空撮の美しい映像とともに試乗レポートを届けてくれたのは、自動車研究家の山本シンヤさん。 超ロングドライブでの快適性、そしてボルボが世界に誇る高い安全性など、V90クロスカントリーの魅力を徹底評価する。