スポット溶接の増し打ちや構造用接着剤の採用により、ボディー剛性の向上が図られている。 加速力は力強く、ハンドリングは非常に素直で、静粛性の高さが印象的。 ナビの地図情報をもとにコーナーの様子を把握してダンパーの減衰力を変える「NAVI・AI-AVS」が搭載されており、乗っていて安心感が得られる。 走行モードをSPORTSへ変え、アクセルを踏み込むと、吹け上がりが軽くスムーズだった。 走りに対する期待を十分に満たしてくれる内容になっている。 (解説:モータージャーナリスト・萩原秀輝)
新型クラウンといえば、このフロントマスクが話題だが、クルマ自体の目玉はなんといってもハイブリッドモデル! 価格もハイブリッドモデルにしては抑え、初期受注の約7割はこのHVモデルという。 何かと話題の14代目クラウンの試乗レポートを国沢光宏がキビシクチェック!!
クラウンロイヤルシリーズに乗って市街地や高速道路を走行。発進時の重厚な身のこなしやコーナリングでの自然なフィーリングなど、余裕のある走りを味わいながら、その走りを試す。 (解説:モータージャーナリスト 熊倉重春)
2012年12月に現行モデルが登場し、約3年後にマイナーチェンジが実施された14代目「クラウン」 マイナーチェンジの主なポイントとしてはフェイスリフトが実施され、フロントグリル・ヘッドライト・バンパー周りは、立体感があってより躍動的なフロントマスクとなった。 新意匠のリアコンビネーションランプは、バカラのグラスのような輝きや、夜になるとジェットエンジンのアフターバーナーをイメージさせる、走りの性能を際だたせるようなデザインだ。 今回の試乗車は「天空(ソラ)ピュアブルーメタリック」というボディカラー。 「ときの移り変わりを表す日本の色」をコンセプトに、12色のボディカラーが用意されている。 ボディー剛性の向上の他、安全面では、路車間通信や車車間通信が可能な運転支援システム「ITS Connect」をオプションとして用意された。 後部座席のスペースは十分に確保されており、オプションで電動式リアサンシェードを装備できる。 トランクルームの容量は552リッターと、ゴルフバックが4つ分入る程の広さがある。 (解説:モータージャーナリスト・萩原秀輝)
ドラスティックな変化を見せた「ゼロ・クラウン」の後を受け登場した13代目は、「正統進化」がコンセプト。基本メカニズムを継承しつつ、細部を熟成。アスリートはダイナミックな走りに加えて乗り心地の向上を、ロイヤルサルーンはより一層の快適性を獲得している。
2013年9月に発表された、クラウンシリーズトップレンジのクラウンマジェスタ。 V8エンジンからV6エンジン+モーターに変更され、燃費も18.2km/Lとなった。 独立したエアコン、電動リクライニング、サンシェードなど全長4970mmから確保された リアシートは余裕たっぷりで心地よい空間を作り上げている。 (解説:モータージャーナリスト・島下泰久)