2014年10月に発売されたトヨタ・エスクァイアのロードインプレッション。 視界が広く、交差点を右左折するときの死角が少ない。ステアリングがとても軽く楽に運転できるが、ステアリングの軽いクルマにありがちな問題は発生しない。2列目に乗ると前席では気にならなかった振動やロードノイズが少し気になる場面も。2列目シートのシートベルトはシートそのものに装着されており、シートを大きくスライドした状態でも快適に使用できる。 (解説:モータージャーナリスト・萩原秀輝)
目指したのは「ワンランク上の高級感」の実現。 高級セダンを思い起こさせる威厳のある顔を持ち、これまでのミニバンが持つファミリーな雰囲気とは一線を画している。 インパネからドアトリムにかけて合成皮革を採用し、金属調加飾やステッチを配して高級感を演出した。 (解説:モータージャーナリスト・萩原秀輝)
激しい競争が繰り広げられているミニバンのマーケットに対して、2014年12月に投入されたエスクァイアと、2015年4月にフルモデルチェンジしたステップワゴンスパーダを紹介。 エスクァイアは内装の随所に合成皮革をあしらい高級感を演出している。ステップ高が360mmと低く乗降性に優れる。2列目シートはコンパクトに折りたためるチップアップ機構を備え、3列目シートは簡単な動作で左右に跳ね上げられる。 ステップワゴンスパーダはガソリンエンジンをダウンサイジングターボエンジンへと刷新。インテリアには開放感があり、10カ所のコンビニフックや16カ所のカップホルダーなど収納も多い。特徴的なタテにもヨコにも開く「わくわくゲート」を通って荷室側からもシートにアクセスできる。 (解説:モータージャーナリスト・島下泰久)
まずはトヨタ・エスクァイアのロードインプレッション エンジンは踏んでいくと乾いた気持ち良い音をだし、多人数乗車でも余裕のある十分な力を発揮する。しっかりしたボディーが上質な走りを可能にしている。2列目は視界の開放感が高く、悪天時にも閉塞感を感じさせない。ワインディングが続くと合成皮革のベンチシートはホールド感が足りないが、ベンチシートはリラックスできて8人乗りいいなとあらためて思わせる。 (解説:モータージャーナリスト・島下泰久)
「〇〇殿(エスクァイアは殿、様の意)、お乗り下さい」ってわけではないだろうけど、インパクトのあるT型グリルは、ネーミングにふさわしい貫禄を持っている。ベースはノア/ヴォクシーだが、キャラクター的には、アルファード/ヴェルファイア近いのではないだろうか。 ラインアップは、ハイブリッド車(1.8L+モーター/7人乗り)とガソリン車(2L/7&8人乗り)の2系統。ハイブリッド車はFFのみだが、ガソリン車はFFと4WDを用意している。 メインターゲットは、VIP志向のオトーサン。確かに・・・とうなずかされるものがある。しかし、世の中面白いもので、熟年マダムの心もゲットしているようだ。
発売約1カ月の受注が、月販目標台数4000台の5倍以上の2万2000台を達成したそうだが、5ナンバーということと、男女の隔てなく支持を受けていることが功を奏しているのだろう。