ガソリン車トップの低燃費(JC08モード 30.0km/L)を実現しながら、79万5千円からという低価格を実現している新型軽自動車 ダイハツ ミライース。このクルマの概要を紹介するとともに、実際にクルマに乗り込んで、インテリア、装備、室内の広さについて詳しく解説! (解説:自動車ジャーナリスト・河口まなぶ)
30.0km/リッター、ガソリン車としては画期的な低燃費が話題の新型軽自動車 ダイハツ ミライース。実際にこのクルマに乗り込んで、市街地、首都高を走行!走行性能、乗り心地、さらにエコに配慮した仕組みについて詳しく解説! (解説:自動車ジャーナリスト・河口まなぶ)
車種 ダイハツ ミラ イース G SAⅢ 2WD(CVT) 試乗車主要諸元 全長 3395㎜ 全幅 1475㎜ 全高 1500㎜ 車両重量 670㎏ エンジン L3・DOHC 総排気量 658cc 最高出力 36kW(49PS)/6800rpm 最大トルク 57Nm(5.8kgm)/5200rpm 最小回転半径 4.4m 燃料消費率 34.2㎞/L(JC08モード) 車両本体価格 120万9600円(消費税込み価格) 出演者 ダイハツ工業株式会社 製品企画部 第1企画グループ エグゼクティブチーフエンジニア 南出洋志さん ☆岡崎五朗の評価 ◯…スペック至上主義からの脱却 35.2㎞/L→35.2㎞/ 大幅な軽量化をしたにもかかわらず、カタログ燃費は変わっていない。これは走った時の気持ち良さや実燃費を重視したためだ。カタログ燃費を追い求めて他が犠牲になるクルマが多いなか、この決断は高く評価したい。 ×…細部には光るものもあるが全体的にはいまだ保守的なデザイン クルマの価格が上昇する昨今、これだけ廉価なモデルとしてきたことは、大したものだと思う。これが若い人にも「欲しい、乗りたい」と思わせるデザインになると鬼に金棒。もうひと頑張り欲しい。 ☆藤島知子の評価 ◯…良品廉価 心地よい内装のシボや、軽量で乗り味にこだわったクルマづくり、90万円台のモデルからスマートアシストⅢを搭載するなど、普及モデルだからこそ欲しい要素を採り入れているのは素晴らしい。 ×…スポーティな仕様の設定があってもいいかも エコながら、よりスポーティなルックスや走りが楽しめる仕様があったら、よりユーザーの裾野がひろがる。他社にはアルトワークスやノートe-POWERといったモデルがあるだけに新しい提案が欲しい。
低燃費技術「e:S(Energy Saving)テクノロジー」を採用し、ハイブリッド車とEVに続く、第3のエコカーとしてデビュー。車速が7km以下を下回るとエンジンを停止させる新「エコアイドル」や、減速時に発生するエネルギーを回生させるエコ発電制御などの装備の採用で、JC08モード燃費30km/Lを達成している(FF)。
新型ダイハツ ミライースの試乗インプレッション。リーズナブルな価格と徹底した低燃費に加え、予防安全装備が大幅に進化。ダイハツが「軽自動車の本質を目指した」というその実力をチェックしました。