実際に「レガシィツーリングワゴン2.5 GT SI-Cruise」に乗り、悪天候の中のワインディングロードでテストドライブ。先代より、ボディもエンジンも一回り大きくなった5代目は、これまでレガシィを乗り継いできたオーナーが安心して乗ることができる、"よりゆったりと走れるグランドツーリングカー"に進化。20年、オーナーと共に走れる、まさに「相棒」ともいえる1台を試乗インプレッション! (解説:モータージャーナリスト・島下泰久)
走りは文句なし、サイズは?世界市場を向いたレガシィ
1989年の初代誕生から、常に"走り"にこだわってきた「レガシィ」に、待望の5世代目が登場。スタイリッシュなデザインに、ターボエンジンを積んだ"走る"ツーリングワゴンとして注目を集めた初代モデルから20年の時を経て、5代目となる新型では、乗り継いできたレガシィオーナーも納得の高級感溢れる仕上がりに。初代から最新モデルまで、5世代に渡るレガシィの進化の過程を詳しく紹介! (解説:モータージャーナリスト・島下泰久)
5代目レガシィのコンセプトは、「グランドツーリングイノベーション」だ。3ナンバーボディにサイズアップすることで、従来モデルに比べキャビンスペースを拡大。スバルのアイデンティティである水平対向エンジンも、ラインアップを2.5リッターからに一新して、走りと室内空間の両面で余裕のある大人のGTカーに生まれ変わった。