モータージャーナリストの橋本洋平が公道試乗インプレッション。新型プラットフォームを採用し120Kgも軽量化したスイフトRSをどう感じたのか。
新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用し軽量化された3代目SWIFT。よりスポーティーで、力強いデザインに変化し、ハイブリットも採用されています。後席のドアノブの形状にも特徴があり、まるでクーペのようなデザインとなっています。予防安全面も衝突回避支援ブレーキをはじめとして様々な機能が設定され、強化されております。また、後席や荷室のスペースも広くなり、使いやすくなっています。 (解説:モータージャーナリスト・藤島 知子)
SUZUKI SWIFT HYBRID RSは、欧州に合わせたチューニングが行われています。 どんな道でも、コントロールしやすい走りが出来、静粛性の高さも、ポイントの1つとなっています。 バッテリーに蓄えた電力で、運転をアシストをし、モーターを上手に活用する事で、実用燃費に効く走りが出来ます。 安心、快適、気持ちいい走りが楽しめる一台となっています。 (解説:モータージャーナリスト・藤島 知子)
ついに登場したスズキ新型スイフトで注目は、1.0L直3ターボを搭載し6速ATを与えたRStというモデル。現在のラインナップで最も高出力なこのモデルが、スイフトのスポーティ路線を代表する1台といえるか? それとも1.2Lにモーターを組み合わせてCVTで駆動するハイブリッドRSが本命か? 2台の走り、そして他のグレードとの違いも合わせて自動車ジャーナリスト・河口まなぶがインプレッションをお届けする。
スズキ スイフト HYBRID RS 2WD(CVT) 試乗車主要諸元 全長 3840㎜ 全幅 1695㎜ 全高 1500㎜ 車両重量 910㎏ エンジン L4・DOHC 総排気量 1242cc 最高出力 67kW(91PS)/6000rpm 最大トルク 118Nm(12.0㎏m)/4400rpm モーター 直流同期電動機 最高出力 2.3kW(3.1PS)/1000rpm 最大トルク 50Nm(5.1㎏m)/100rpm 最小回転半径 4.8m 燃料消費率 27.4㎞/L(JC08モード) 車両本体価格 169万1280万円(消費税込み価格) 出演者 スズキ株式会社 四輪商品第二部 チーフエンジニア 課長 小堀昌雄さん ☆岡崎五朗の評価 ○・・・大幅な軽量化を実現しつつ1クラス上の走行フィールを実現 新型スイフトは、先代比で120㎏もの大幅な軽量化を実現している。これは相当なもの。それでいて、剛性もしっかりしているし室内も静かで、まるで1クラス上のクルマに乗っている感じがする。軽量化と走りの質感を両立させる技術は本当に凄いと思った。 ×・・・フルハイブリッドも欲しい マイルドハイブリッドは価格は安いが、燃費的にも走り的にもインパクトが弱い。ソリオで採用されたフルハイブリッドを採用すれば、おそらく燃費も良くなるはず。スイフトスポーツも含めた今後のバリエーション追加に期待したい。 ☆藤島知子の評価 ○・・・実用面のアップデート 外寸はコンパクトになったものの、ゆとりを持って座れる居住性と荷室空間を確保。スマホとの連携や予防安全も充実してきた。先代で足りなかった部分をプラスにして出してきたことを歓迎したい。 ×・・・後席のポヨン 路面の段差を乗り越えた時に、シートがたわんで身体が押し上げられる傾向がある。もう少し身体をしっかり受け止めてくれる動きになると、もっと快適になると思う。
スズキの新型スイフト試乗動画。まずはベーシックな1.2LとCVTとXLグレードの印象をお届け。スイフトの中でもベーシックな部類に属すこのモデルの実力やいかに? ベーシックモデルだからこそ、その実力がわかる!?
スズキ新型スイフトには、しっかりとMTモデルが残されていた! 1.2Lエンジンに5速MTを組み合わせた「RS」の走りは果たしてどんな印象なのか? 走り好きは是非チェックしてほしい1台のインプレッションをお届けします!