コンパクトなSUVの流行に乗った新型車。 毎日の生活のどこにでも何にでも使え、値段も魅力的なクルマである。 室内は広々としており、大柄な人でも余裕を持って座れるように感じる。 ダッシュボードのデザインはシンプルに整理されており、「HYBRID MZ」ではステアリングホイールや、シフトノブパーキングブレーキレバーが本革巻きとなる。 「セーフティパッケージ」には、」SRSカーテンエアバックのほか、デュアルカメラブレーキサポートなどの先進安全装備が含まれる。 タッチパネル式メモリーナビゲーション(オプション)では、自車を上方から見下ろしたような映像で周囲が確認できる「全方位モニター」が、狭い場所の駐車などに重宝しそうだ。 後部の広さも十分、トランクルームは、容量106リッターの床下サブトランク(※2WD車)がある。 (解説:モータージャーナリスト・熊倉重春)
走行し始めると、非常に静かでなめらか、反ってタイヤのざらざらした音が気になるくらいだ。 アイドルストップは、発進時のショックが殆ど無いのが特徴。 舗装の荒れた道路でも、硬いつきあげはなく、軽量でありながら乗り心地はしなやかである。 高速への流入など加速時に段はなく、ステアリングにも安定感がある。 「セーフティパッケージ」装着車には、エマージェンシーストップシグナルが備わる。 予備知識はなくとも安心して乗ることができる、クロスオーバーな走りをするクルマである。 (解説:モータージャーナリスト・熊倉重春)
「スズキ イグニス」はコンパクトカーとSUVの良いところを融合し、日常もレジャーもどちらも楽しめるのが特徴。 1.2リッターのデュアルジェットエンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせ、さらに軽量ボディで加速も上々! キュートなデザインの中には、スズキの往年の名車のモチーフが随所にちりばめられているのも注目だ!
スズキ イグニス MZ【2WD】 (CVT) 試乗車主要諸元 全長 3700㎜ 全幅 1660㎜ 全高 1595㎜ ホイールベース 2435㎜ 車両重量 880㎏ ■エンジン/L4・DOHC 総排気量 1242cc 最高出力 67KW(91ps)/6000rpm 最大トルク 118Nm(12.0kgf・m)/4400rpm ■モーター/交流同期電動式 最高出力 2.3KW(3.1ps) 最大トルク 50Nm(5.1kgf・m) 最小回転半径 4.7m 燃料消費率 28.0km/L(JC08モード) 使用燃料 無鉛レギュラー 車両本体価格 164.16万円 出演者 スズキ株式会社 石渡 雅之 スズキ イグニスの番組的評価は… 岡崎五朗の評価 ○・・・個性的なエクステリア、手抜きのないインテリア 欠点がないクルマではないが、 それを差し引いても生活に取り入れたいと感じたのは 「エクステリア」と「インテリア」のデザインがそうさせてくれた。 それほど心をウキウキさせてくれるキャラクターがあるクルマ。 ×・・・5人乗りなのにヘッドレストが4人分しかない 万が一のコトを考えると、是非とも改善して欲しい部分。 藤島知子の評価 ○・・・アクティブに使い倒せる小型クロスオーバーSUV コンパクトなボディに後席アレンジができる実用性が 日常から趣味にまで使える。 欧州コンパクトを彷彿させる乗り味もツボにはまりました。 個性派小型クロスオーバーを探している人にはオススメ。 ×・・・欲しいBODYカラーがない 確かに設定食は多いが、個人的にはカーキなどのアースカラーや レトロな色合いがあってもイイと思いました。