アウディにとって“S”の意味は大きい。そのモデルの位置するセグメントで、圧倒的なパフォーマンスが要求されるからだ。もちろん駆動はクワトロとなる。ちなみに、今年(2015年)はクワトロ誕生35周年でもある。 その“S”モデルだが、ついにA1シリーズにもS1(ボディ形状は3ドアと5ドアの2タイプ)として加わわることとなった。これでAシリーズすべてに“S”モデルがラインアップされたわけだ。 新星S1のプロファイルを語ろう。231ps/370Nmの2リッターTFSIエンジンのパワーを余すことなく4輪に伝えるこのマシンは、0-100km/h加速5.8秒(3ドア)というとてつもない力量を有している。ミッションは6速MTのみ。その割り切りが潔い。1980年代半ばにWRCグループBで活躍した伝説のラリーマシン、スポーツクワトロS1(動画参照)をイメージしているというのも、うなずける。 百聞は一見にしかず。ショートストロークの小気味よいシフトワークを駆使し、ダイナミックな走りを思う存分楽しんで欲しい。期待は裏切られないはずだ。
アウディの末っ子A1のスポーツモデル「S1」が登場。 コンパクトなボディに2Lターボ+4WDを搭載。さて、その走りは?
「アウディ S1」 Sの世界をコンパクトで! 環境や資源の問題、若者のクルマ離れなど自動車を取り巻く環境は厳しいものがある。そんな状況の中でクルマの持つ楽しさを改めて追求する新しいクルマ情報番組! 出演者 : 岡崎五朗(自動車ジャーナリスト)、藤島知子(自動車ジャーナリスト)
アウディのパフォーマンスモデルのSシリーズに、S1がラインアップされました。コンパクトで走りの楽しいマニュアルミッションとパワフルなエンジンで小気味よく走れるアウディS1。そのスムーズな走りをお楽しみください。